空色海岸

この作品で、「ビーチコーミング」という言葉も知り、海岸に流れ着いたものをただのごみとしてみるのでなく、それをステキなものに作り変える、１０代の男の子女の子の恋愛あり、友情ありの物語を、楽しんでいます。

鎌倉に行ったついでに海岸を見る機会が去年はあったんですが、太平洋には日本海にない雰囲気があるのですよ。

あたいは日本海に慣れ親しんでいる雪国育ちですが、とにかく日本海は冬の人を寄せ付けない荒々しさが脅威で、どちらかというと夏の賑やかなときにしか近寄らないのです。

灰色の空に、白くはじけ飛ぶ波しぶき。

まるで自分が引きずり込まれそうで。

なので、ちょっと悲しい過去もこのお話には関わってくるのですが、そのときにしか味わえない切ない想いや、出来事がこの作品を見ていると、懐かしい・・・・・・うう、こう思ったら年取った証拠ですね

や～でも、ビーチコーミング、してみたいのですよ。

ちょっと、ものづくりの端くれとしては、わくわくするわぁ