引退馬協会による「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2024」が先日終了しました。
昨年までは、ナイスネイチャの誕生日を祝って行われていたドネーションです。
しかし、昨年の5月30日にナイスネイチャは亡くなりました。
そのため、今年からはメモリアルドネーションとして開催されることになりました。
今年の募金額は、募金サイトの情報によると74,889,338円
実際には、銀行振込分等があるため、これより増えるようです。
終了前日の金額を見ていましたが、今年は昨年を超えることはないかな・・・と、思っていました。
ところが、終了間際に募金額がぐんぐん上昇
なんと昨年の金額(74,021,008円)を超えてしまいました。
ファンの意地が垣間見れました。
募金額は「ウマ娘 プリティーダービー」がリリースされた2021年から急激に増えています。
いつかは、前年から減る金額になると思いますが、ある程度の金額は維持できたらいいなと思っています。
引退馬のことは、かなり前から気になっていました。
毎年、数千頭の競走馬が誕生しているのですが、活躍している馬はごく一部
多くの馬は処分されています。
これを知ったときの悲しさというのが・・・
なぜ、そんなに生産しなければならないのか?制限したらいいのに!・・・と、思っていました。
しかし、それを変えることは非常に困難であることもわかるので、少しでも処分される馬が減るのなら・・・という思いで寄付をしています。
JRAが引退競走馬への支援事業に力を入れ始めており、これは、ウマ娘の影響もあるのではないかと考えています。
私は、勝馬投票券を買ったことがありません。多分、これからも買いません。
でも、スポーツ新聞を読んでいたこともあって、競走馬の名前はよく覚えています。
ナイスネイチャは、G1レースでは勝ったことがないけど、とても愛された競争馬です。
おそらく、彼が現役時代のときに、クレーンゲームで取った「ナイスネイチャ時計」が、今でも部屋で動いています。
今後も寄付は続けたいと思います。
余談として・・・
能登半島地震の後に、募金の寄付をどこにするのか考えたのですが、日本財団に寄付をしました。
理由は、全額を復興支援活動に使ってくれるからです。
団体によっては寄付金から経費を差し引くところもあります。
まあ、これはこれで必要なものですので、悪いことではないのですが、どうせなら全額を復興支援に使ってもらう方がうれしいですからね。
そして、寄付から2か月ほど経ったある日、一枚の葉書が届きました。
差出人は、日本財団会長 笹川陽平
寄付へのお礼の葉書だったのですが、会長の氏名は手書きのように見えました。
最初は印刷だと思っていましたが、よく見ると万年筆のインクのように見えます。
シートを剥がすと、そこには「有難う!!」の文字もありました。
これって本当に手書きなのかな?
だとしたら、とんでもない作業だけど・・・
本人以外が書いている可能性もありますが、どっちにしても、こういうお礼の気持ちを送ることって大切なことだと思います。
すげえよ日本財団