『原発崩壊~樋口健二写真集』刊行記念トークセッション
井戸端カフェ311のブログ-gennpatuhoukai
原発労働者の被曝の実態

第一原発の労働者はどうなっていくのか



樋口健二(報道写真家)×福田文昭(写真家)

■2011年11月4(金)18:30~(開場18:00~)

3.11福島第一原発事故はまだ終息もせず、人々を放射能汚染で苦しめている。しかし、だから、原発は危ない、のではない。事故が起きなくても、原発には多くの労働者が働いているが、原子炉近くで働く彼らは毎日被曝しているのだ。そして被曝した労働者の多くは、思い病気になったり、亡くなっている。しかも原発はこの原発労働者の作業がなければ、まったく動かない巨大な箱でしかないのである。被曝労働者をはじめ、原発を常に最前線で38年間撮り続けてきた報道写真家の樋口健二氏はこの危うさをずうと告発し続けてきた。樋口健二氏と熱くトークセッションする。


「樋口健二氏写真パネル展」をジュンク堂池袋店 7Fで開催!(11月1日~11月30日)
写真集にない作品も展示されます。新宿店のトークセッションと共にご覧下さい。


※ 『原発崩壊~樋口健二写真集』(税込価格2,940円)/合同出版刊(2011年8月)

ISBN 9784772610346


◆講師紹介◆
樋口健二(ひぐち・けんじ)
報道写真家。日本写真芸術専門学校副校長。日本写真協会会長、世界核写真家ギルド会員。1937年長野県生まれ。四日市公害をはじめとする郊外問題や原子力発電所における被曝労働などの取材を敢行。報道写真家として原子炉内の撮影は世界的スクープとして、海外でも高い評価を受けている原発取材の第一人者。2001年核のない未来賞受賞。著書に『闇に消される原発被爆者』(八月書館)、『これが原発だ カメラがとらえた被爆者』(岩波ジュニア新書)『樋口健二報道写真集成―日本列島66-05』(こぶし書房)ほか多数。

福田文昭(ふくだ・ふみあき)
記録カメラマン。福田記録写真工房主宰。創造学園大学客員教授。1946年山梨県生まれ。通信社勤務を経て、フリーカメラマンに。81年、雑誌「FOCUS」の契約カメラマンとなり、芸能人や政治家たちの"素顔"を写す。『青春ふたたび帰らず69新宿カミナリ族は、いま』(第三書館)で第16回平凡社準太陽賞受賞。『百恵にフォーカス』(第三書館)、『田中角栄張り込み撮影日記』(葦書房)、『へいせい動物記』(新潮社)、『私の分身』(祥伝社)など多数。

◇会場 ジュンク堂書店新宿店 8階カフェにて
◇定員 40名
◇入場料 1,000円(1ドリンク付き)
◇参加ご希望のお客様は7Fカウンターにてお申し付けください。

電話でのご予約も承ります。
お問合わせ先:ジュンク堂書店新宿店 電話:03-5363-1300