2024年10月6日

 

      

 

お弁当の中身で定番といえば、これがなくては始まらない基本中の基本、ご飯です。

 

たかがご飯、されどご飯というように(私が勝手に言っているだけですが)ご飯も

侮れません。

新米か古米か、羽釜か土鍋か電子ジャーか、炊飯後にお櫃に移すか否か、この選択によってお弁当に使うご飯の美味不味が、九分九厘(残り一厘は愛(笑)です)決まって

しまうのではないかモンゴイカと、私は思っています。

 

お弁当のご飯は熱々ではなく荒熱を取ってから、つまり一旦お櫃に移し替えて冷ました後に詰めることで、味や食感に影響することは弁当作りの基本常識だそうです。

一汁一菜の土井善晴先生がテレビで言っていました。

 

閑話休題

 

ところで観葉植物の続きはどうなった? 秋の夜長の読書はどうした? ロックとジャズはいつになるんだ? 「?」だらけだとは思いますが、私、現在、手作りのお弁当に身も心も奪われていて、それどころではありません。

 

いったんこうなるともう聞く耳を持ちません。お弁当方面に脇目もふらず猪突猛進、猫まっしぐらです。

 

と、ここまで読んで、あるいは冒頭の画像を見ただけで、スルーしようとしたアナタ

は、次の☆★☆のところで閉じた方が賢明かもしれません。いや、この際はっきりと断言しておきます。悪い事は言いません、危険です、閉じて下さい!

 

最後まで読み続けると、激しい悔恨の念に襲われる可能性がありますよ。

なんせ今回も前回に引き続き、お弁当についてグダグダと書くだけですから。

 

BEATLES も ZEPPELIN も WES MONTGOMERY も、椎名誠さんや東海林さだおさんあるいは、このところよく読んでお気に入りのヨシタケシンスケさんの絵本の新刊が出たというのに、今回の投稿ではまーったくじぇんじぇん触れていません。 

 

                ☆★☆★☆

 

さて、んなことは斜め右横に置いといて、はやる心を押さえて早速手作り弁当中身=定番おかずについてです。

 

      

      

ま、一番は何といっても卵焼きですね。お弁当の華です。この明るい色彩が弁当には

無くてはならない、不可欠だっ!と言っても決して過言ではないでしょう。

 

では茹で卵はどうなんだ、総裁選前と言っていることが違うではないか、筋道立てて説明しないと自民党も次の衆議院議員選挙で野に下ると、口角泡を飛ばして指摘する方もいるでしょうが、私は元々卵焼きだと主張しているので大丈夫です。

 

      

 

少し手間をかけるならこのだし巻き卵というのもありますが、これはお弁当に入れるよりも蕎麦屋や居酒屋で、一品料理としての地位をすでに十分獲得しています。

 

その証拠にだし巻き卵には大根おろしというアイテムが添えられることが多く、大根おろしは水分が染み出して弁当具材としてはあまり好ましくない性質があります。

 

      

 

卵焼きに勝るとも劣らない二大巨頭の双璧を成すのはこれ、鮭の塩焼きです。

色目も卵焼きの黄色と対照的な橙色がいいですね。

 

一口に鮭と言っても、紅鮭、秋(白)鮭、キングサーモンなど、いろいろな種類が

ありますが私の好みは銀鮭です。

 

そうして魚とくれば、ここはぜひ肉系も欲しいトコロです。

肉系でまず思い付くのは、鶏の唐揚げじゃないかとゆーヒトが多いとは思いますが、ここは個人的好みで唐揚げは除外させて頂きます。画像も割愛します。

 

そこで、アスパラガスの肉巻きなんぞはどうでしょう。

肉と一緒に野菜も摂れて栄養バランスとしても一挙両得です。いわゆるひとつの鶏の

唐揚げよりはいいんじゃないでしょうかぁ⤴(© 長嶋茂雄)

 

豚肉には、脂質の代謝に有効なビタミンB2 も豊富に含まれているということも覚えておきたいですね。

 

      

 

栄養バランスといえば、魚や肉だけじゃなくて見た目も鮮やかな緑や赤の野菜が必須です。

 

必須で思い出しましたが、アナタは必須アミノ酸9種類を全部言えますか?

会食の席などでさりげなく蘊蓄を披露したりすると、尊敬されるか煩さがられるかの

どちらかです。TPO を考えましょう。

 

      

 

      

 

上掲のブロッコリーやニンジンでもいいんですが、キャベツを調理工夫して使うのもアリですね。キャベツはウインナーソーセージともよく合います。

 

      

 

また赤い彩りを添えたいなら、ミニトマトもいいですね。

 

      

 

これだけで more than enough too much なんですが、あえてここでもう一品加えるとしたら、きんぴらごぼうはどうでしょう。胡麻の香りが食欲を湧き立てます。

 

      

 

これくらい揃えばもう何も言う事はありません。これ以上何か付け加えるとしても

弁当箱からはみ出してしまいます。

 

      

 

上掲の完成品には説明した具材すべてが入ってはいませんが、写真を見てひとつだけ忘れてることに気付きました。これです。

 

      

 

市販のものでもいいんですが、特に自家製浸け紀州南高梅(上記画像参照)なんぞを使うと、さらにご飯の美味しさが増しますね。

 

      

 

ご飯について付け加えれば、豆、栗、松茸など季節モノと一緒に炊き込んでも美味しいですし、炒飯、ピラフなどにしてもいいでしょう。

 

また彩りを添えようと思えば、大葉、カイワレ、レタス、パセリなど数多くありますが、ただしこうゆー添え物は、ウサイン・ボルトに勝るとも劣らないほど足が速いので、お弁当の保管環境に注意が必要です。

 

今思い出しましたが、ポテトサラダもお弁当の定番おかずとして、私、好きです。

これもサニブラウン・ハキームにも負けず劣らず足が速いおかずです。

 

      

 

ポテサラは茄子がママでなく、ポテトがパパとキューリが子で、マヨラーには堪りまへんなー。