指定された場所に行き面接を受けました。
場所は新宿のシェアオフィス。
色んな方々がここで仕事をしているような感じでした。
面接してくださった方は、30代前半の男性。
名刺などを渡される事がなくこんなにラフな感じなのか?と思いつつも、に話してくださるので話も分かりやすく、馴染みやすい方でした。(ほぼ警戒心のない私の落ち度)(すぐに人を信じる)
面接では、やはり履歴書については触れられず一応持って行ったのですが提出することはなかったです。
・志望動機、自分の強み、趣味を聞かれる
・氏名、住所、電話番号、やりたい仕事の記入
・説明を聞く
が、面接時に行ったことでした。
「今回、藤子さんはデータ入力で応募してきたと思うのですが、こちらの会社ではライティングやWebマーケティングも同時にやってもらい収入を得てもらおうと考えています。というのも、これからAIが発達してきたら、データ入力の仕事はなくなるんです。その時収入が減ったり、仕事がなくなるのは嫌ですよね?その為に平行してこちらもやっていただき安定した収入にしてもらいたいなと思っています。」
ここで、Webマーケティングについての説明をタブレットを使って説明されました。
要約すると、、、
・広告アフィリエイトの説明
「ご自身で広告のページを作って掲載するお仕事です。ページから商品が売れたり、閲覧されたりすると自分の収入になります。慣れれば簡単に作ることはできますよ。この前74歳のおばあちゃんも契約しました。ここまで聞いて質問ありませんか?」
などと話されながら実際に作る手順を見せられました。確かに、スクショやコピペだけで簡単だなと感じました。
・Google広告
「例えば、Googleを検索したときに一番トップに”スポンサー”っていうのが出てくるじゃないですか。それも対象になるんですよね。でもGoogleに載せるのは月にまぁ1円くらいですかねお金が発生します。なので、その費用は1万円こちらで賄いますので、どんどん進めていってもらえればなと思います。ここまで聞いて質問ありませんか?」
月に1円で1万円賄ってもらえるなら、1万件近いページを作れるのか。。。
その費用を渡してくれるなんてありがたいとまで思っていました。
「継続的に収入が入るようにこちらでサポートさせて頂きます。藤子さんの広告が閲覧されるようにサポートチームがバックアップしてくれるので安心です。」
・給料の話
「基本的に、アフィリエイトで稼いだお金は翌営業日に振り込まれます。」
なんて魅力的!早い!お金に余裕が出てくる未来しか見えない!!!(本当にバカな発想すぎました・・)
・サポート費用の話
「サポート費用なんですけども、月に1万円払っていただきます。」
ん?お金払うの?ここで疑問に思い踏みとどまって居たらなと思いました・・・。
要約すると全額で48万+税=52万円を払うことになる。だけれども、自分の頑張り次第では月に120万円稼げるようにもなるかもしれないということ。業務委託で個人事業主になるから、家賃やネット回線などを経費で払ってそのまま夫の扶養に入っていればいいと・・・
少し狡さを感じながらも、自分が後ろめたいことはやらなければいいか。家庭のためになるなら、頑張ってみるかと思って、自分自身の中で解決してしまい、特に不安なことや質問などはせずにすべて承諾してしまいました。
後日、電話があり
「選考の結果ですが、データ入力とWebマーケティングの2つをやっていただくのでしたら採用させていただきたいのですがいかがでしょうか?」
「はい、お願いします」
「後日、契約に来ていただきたいのですが、ご都合のいい日はございますか?」
「近日中だと助かります」
「そうしましたら、メールでまたご連絡させていただきます」
「かしこまりました。よろしくお願いします」
届いたメールには、
日程のほかに
・パソコン
・印鑑
・身分証明書
・キャッシュカード
・クレジットカード
を持ってくるように記載がありました。
クレジットカード!?
あー、サポートのやつで使うのか~と疑いもせずに契約の日を胸が躍る気持ちで待っていました。
契約当日の日。
一通りの説明を受けてから、
・WEBマーケティングコンサルタント業務委託 契約書
・WEBマーケティングコンサルタント業務委託 概要書
・業務委託契約書
・WEBマーケティング業務委託確認書
・業務委託契約覚書
に、名前・住所・キャッシュカードの番号を書かされました。
かかった時間は2時間程度だったのですが、雑談が1時間ほど入ったと思います。その時も詐欺まがいなことをしているな~と思っていたのですが、所詮私はこの人ともう関わることはないだろうな。いつか痛い目にあうだろうな。と思うだけでした。まぁ、私は終始にこにこ話を聞いていたので恐らく気分の乗ったのだろうな。それかいいカモが釣れた~と思っていたのでしょう。(怒)
クレジットカードの話に移り、利用限度額の確認をされました。
私は元々金遣いが荒い方なのでカードは限度額を10万にしています。
もう1枚カードを持っているのですが、昔2枚のカードの合計金額が自分の給料より上回ってしまった為「こんなカードがあるから使うんじゃーーーーーー!」と言いながら、カードを千切りしてしまった為、実際には1枚になりました。
「これだとサポート料が払えないので、増額してもらってもいいですか?」
え、増額って・・・・。簡単に言うなよ。。。
と思いつつも限度額を70万に変更しました(が、間違っていたのか後日限度額50万で申請が通りました)
「審査通ったらまた連絡ください」
そのあとは、LINEworks・A8・Xサーバー・Word pressの登録を教えてもらい、マニュアルに従って登録をすべて終えたらサポートセンターに連絡して欲しいとのことで解散しました。
帰り道、本当によかったのかな?と思いつつも、バイトルで掲載されていた仕事だから大丈夫だろうと謎の自信と根拠のない事実を信じて疑うこともしませんでした。
ただ、52万をどうやって月々1万円で支払うのだろうか?分割?まさかリボじゃないよね、、、?手数料とかこっちもちだし。。いや、リボな訳ないだろ。
※大学生の時に使っていたカードの初期設定がリボになっており、60万の支払いをしました・・・。
目が覚めた話とクーリングオフの話は次の記事で、、、