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新特急名は「ダイナスター」
こんにちは、ビンディーの小林です。
JR西日本は7日、来年3月14日の北陸新幹線開業に合わせ、新たに運転する特急列車名を「ダイナスター」「能登かがり火」にすると発表した。
JR西日本金沢支社によると、車両はいずれも「サンダーバード」に使用されている683系。福井~金沢間を走る特急列車名を「ダイナスター」とした。これは、福井県には県立恐竜博物館があるなど「観光資源」として恐竜人気が高まっていることから、恐竜の英訳である「ダイナソー」と地元の期待を込めた意味での「スター」を組み合わせつけられたという。運転本数は3往復となる。
また、金沢~和倉温泉間を走る「能登かがり火」は、能登各地のキリコ祭りに代表される「火」や「灯り」を連想させる夏祭りがあり「火」と結びついた幻想的な能登の風景、かがり火の燃え盛る勢いをイメージして名づけられたという。運転本数は5往復となる。(THE PAGE)
確かに富山まで行かないのであれば「サンダーバード」は違和感があるよね。大阪から金沢間の在来線特急の名前はどうなるのかな?しかし両方とも斬新な名称だね。旧国鉄時代からJRは特急の名称には「山」「鳥」など雄大さや速いイメージの動物を命名してきたからね。特にダイナスターの造語は珍しいのではないのかな?
概ね特急の名称は公募が多いけど、鉄道ファンには堪らない名称も多いよね。個人的に素晴らしいと思うのは、「山形新幹線つばさ」「北斗星」「東北新幹線はやて」そして東海道新幹線の「のぞみ」あたりだね。
「つばさ」は昔、上野-秋田を結んでいたディーゼル特急だった。当時、福島を除く東北地方の県庁所在地行きの特急が存在していた。青森行きが「はつかり」、盛岡行きが「やまびこ」、山形行きが「やまばと」とこちらはすべて電化のエル特急で見た目も綺麗だったけど、ディーゼル特急のつばさは排気ガスで汚れていたのが印象的だった。その名称も山形新幹線に受け継がれて個人的には非常に良かったと思っているんだ。
三文字名称が多いJRにおいて「北斗星」は革新的な名称だったと思う。この名称が旅の豪華さを押し上げたといっても過言ではないね。「はやて」とは急に吹く疾風の意味だけど、自分たちの世代には子供の頃、流行っていた忍者漫画を彷彿させる。今後、北海道新幹線が開通すれば、「カムイ」も登場するかもしれないね。「カムイ」とはアイヌの神を表す言葉だけど、自分達の世代では漫画「カムイ外伝」を彷彿させるから非常に親しみがあるんだね。
そして何よりもお見事だと思ったのは、「のぞみ」だね。何と明るい未来を創造させるポジティブな言葉だろう。たった三文字で勇気が湧いてくるね。新幹線を作った人たちの気持ちも込めているから。しばらく「のぞみ」に変わる名称は出てこないのでは?
名は体を表すというけれど、ダイナスターや能登かがり火号もいつの日か皆に感動を及ぼす存在になって欲しいね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳