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きかんしゃトーマスが大井川鉄道を走る
こんにちは、ビンディーの小林です。
蒸気機関車(SL)を運行する大井川鉄道(静岡県島田市)は2日、機関車を擬人化した物語の人気キャラクター「きかんしゃトーマス」をあしらったSLの試乗会を開き、招かれた保育園児らが「トーマスそっくり」「かっこいい」と歓声を上げた。
お話の発祥地・英国では既に本物さながらのトーマスが走っているが、アジアでは初めて。SLは1942年に造られたC11形の227号機。強化プラスチックでできた「ぱっちり目」のトーマスの顔を先頭に取り付け、車体を青く塗った。
祖父がトーマス号の製造に関わった下嶋琉斗君(5)=静岡県藤枝市=は試乗し「面白かった」と満足げ。
大井川鉄道によると、新金谷(島田市)―千頭(静岡県川根本町)を、1日1往復する。12日から一部曜日で運行を始め、20日以降と8月は原則火水を除く毎日、9月は週末と一部祝日に運行する予定。10月は11、12日のみ。現在は予約でほぼ満席という。(産経新聞)
「きかんしゃトーマス」の原作はイギリスのウィルバート・オードリー牧師の『汽車のえほん』なんだ。この牧師さんは、かなりの鉄道好きで、子供向けとはいえ大人が見ても楽しめる内容になっているんだね。
大井川鉄道のトーマスはかなりリアルに再現されている。日本はこの手のものを作る時は決して手を抜かないから安心して見てられるね。イギリス本国の人が見ても納得するんじゃないのかな。
大井川鉄道は早くからSLを導入して、地方鉄道ながら健闘している筆頭の民営鉄道だね。意外と知られていなけど実は名鉄グループなんだ。また会社の正式名称は「大井川鐵道」で、「大井川鉄道」ではないんだね。「鉄」という漢字を分解すると「金」「失う」と読めるからなんだけど、なかなか洒落ているよね。
ところでこ大井川鉄道井川線(千頭より先井川まで)の終点、井川駅が静岡市内にあることを知っているかな?それどころか静岡市は長野県の伊那市と隣接しているんだ。簡単にいうと、海から長野県の県境まで静岡市ということ。太平洋側のイメージのある静岡市だけど、バリバリの山岳都市だったんだね。
これだけ広いだけに、静岡市の面積(1411k㎡)は静岡県のおよそ18%を占めるんだ。静岡市と浜松市の政令指定都市競争の産物でもあるんだけど、その浜松市のほうが面積が広いというからもっと驚きだね。浜松市は1558k㎡で全国第二位の面積を誇る。浜松市だけで静岡県のおよそ20%をしめるというわけで、静岡市と浜松市で静岡県のおよそ40%を占めるというわけだ。ちょっと広すぎないかな。
静岡市は駿河の国の城下町、浜松市は遠江の国の城下町、現代においての戦は人口競争の陣取り合戦なのかもしれないね!
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳