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車内で足湯はいかが?新幹線リゾート列車が運行
おはようございます、ビンディーの小林です。
JR東日本は30日、足湯を設けた新幹線初のリゾート列車の車両「とれいゆ」を、山形市内で報道陣に公開した。7月19日から山形新幹線の福島―新庄間を走る。
6両編成の1両には、山形県の花「紅花」に合わせ赤く彩った湯船が二つあり、車窓の風景と足湯を同時に楽しめる。別の車両のラウンジには、足湯の後にくつろげる畳の座敷や、地酒などが飲めるバーカウンターを備えた。
車両の外装は県出身の工業デザイナー、奥山清行氏が担当。側面は月山をイメージして緑の弧を描くデザインとし、先頭と最後尾の車両には最上川の青色を配した。
全席指定で定員143人。当面は9月28日までの土日、祝日に運行する予定だ。(産経新聞)
新幹線の足湯の集客効果はさておき、山形新幹線沿線は屈指の温泉地帯でもあるんだよね。始発駅の福島市には飯坂温泉、山形県内には赤湯温泉に上山温泉、そしてちょっと足を伸ばせば蔵王温泉と有名ところが満載だ。JR東日本もこのインフラを生かすためにあまりにも唐突な新幹線を作ってしまったのかもね。
鉄道の目的地は昔、神社仏閣と温泉だった。特に温泉には旧国鉄も民鉄もこぞって線路を伸ばしたね。関東では日光・鬼怒川へ向かった東武鉄道、箱根に向かった小田急なんかが有名だ。旧国鉄も熱海に線路を向けた。(もともと東海道線は御殿場まわりで熱海へのは支線だった)
名古屋からは岐阜経由で下呂温泉がある高山本線、近鉄は四日市から湯の山線を引いている。また京阪神では、神戸電鉄の有馬温泉がもっとも有名だね。温泉は鉄道集客のツールとしてはもっとも有効なのかもしれない。
福島から新庄に至る2時間半を足湯につかってさらに温泉に向かう。日本人なら結構受けるかもね。
ここまでお読みいただきまして、
ありがとうございました。
小林治巳