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21年ぶりの新型特急がJR四国で試乗会

 

こんにちは、ビンディーの小林です。

JR四国が21年ぶりに導入する新型特急電車「8600系」の試乗会が21日、予讃線の松山―今治間で開かれ、抽選に当たった約100人が乗り心地を確かめた。

 

蒸気機関車(SL)を意識して車両前面を黒い円形に仕上げた特徴的なデザインに、愛媛県のミカンや香川県のオリーブをイメージしたオレンジと緑色を配色した。

 

同社として初めて「空気ばね」を採用し、カーブ時に車体の傾きを制御。座席にはすべてコンセントを設置し、テーブルを大きくした。

 

特急電車の新型導入は1993年3月以来。23日以降、予讃線の高松―松山間を走る特急「いしづち」で運行。2016年春をめどに、岡山と四国を結ぶ瀬戸大橋線の「しおかぜ」にも導入される予定。

 

香川県三木町の会社員細川弘さん(49)はビデオカメラを回しながら、「真新しくて気持ちがいい」と評価。電車好きという長男昊汰君(4)は、子ども用の駅長服を着て満足そうだった。(産経新聞)

 

幼い頃、予讃本線(民営化以後は予讃線となっている)高松から松山まで特急によく乗ったけど、とにかくこの区間が長いんだ。距離にしておよそ180kmで確かに遠いんだけど単線なので待ち合わせが非常に多く、体感時間は複線路線の二倍ぐらいあったのかもしれないね。

 

その待ち合わせの際に活躍していたのがタブレットだ。タブレットと言っても携帯端末ではないよ。一定区間内に車両が複数入らないための通行手形みたいものだね。閉塞区間の駅での、運転手と駅員の絶妙なタブレットの受け渡し作業が結構カッコ良くて、子供心にワクワクしながら車窓を見ていた。ちなみに現在はATSで管理されているのでこのシステムがなくなっている。

 

その予讃線も現在では高松-伊予市間が電化され、高松-讃岐塩屋間までが複線化されて本州の本線並みになったんだ。新型特急もこの路線を走るようになるけど、現実的にはJR四国の厳しい状況は変わらないね。

 

東京からは空路、四国内は自動車社会で、長距離移動は高速バスが主役になっている。抜本的な解決策はフリーゲージトレインによる新幹線の四国内への乗り入れかもしれない。

ひとつ不思議なのは、なぜ山形新幹線や秋田新幹線のようなミニ新幹線の話がでないかだね。確かに東海道新幹線は過密ダイヤだけど、山陽新幹線には多少の余裕があるはずだ。新大阪始発は無理にしても、姫路始発の高松行のミニ新幹線なんて作ったら新しい需要が生まれるかもね。

 

21年ぶりに新型特急が走る現実を皆で考えて、四国の鉄道を応援しようね。

 

ここまでお読みいただきまして

ありがとうございました。

 

小林治巳