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タイの高速鉄道に中国が入札

 

ウェスティン東京からおはようございます、ビンディーの小林です。

先日、池上彰の番組で「タイ高速鉄道」に関する話題が・・。タイが今年の

9月に高速鉄道の入札を実施するけど、そこに中国が参入してきて現在、有利に進めて

いるとか~

 

 

そこでちょっと古いけど、昨年11月の記事を探してみた・・。

 

 

中国が高速鉄道の輸出を働きかけているタイとの間で、契約にこぎつけた場合、車両代金など一部をコメや天然ゴムなどタイ産品との“物々交換”で決済する方向で調整していることが、関係者の話で4日明らかになった。農産物の輸出を増やしたいタイの思惑に、中国が“経済外交カード”を切った格好だ。ただ、中国の高速鉄道は日本企業が

「中国国内限定」で供与した新幹線技術をベースに造られており、輸出は契約違反にあたる疑いがある。

 

タイはバンコクと北部のチェンマイなどを結ぶ4路線で、海外の技術を導入して高速鉄道を整備する計画で、早ければ来年にも国際入札を行う。日本や独仏勢も関心を示している。

 

李克強首相は10月のタイ訪問時に、路線の総延長が9月に1万キロを突破した中国の高速鉄道をアピールした。

 

関係者によると、李首相の訪問後、訪中したタイ政府高官が北京や上海などで高速鉄道を視察。その際に高速鉄道の輸出契約が成立した場合、中国はタイ産のコメを年100万トン、天然ゴムを同20万トン輸入し、車両代金の一部などとして相殺することを提案し、合意を得たという。国際入札時に中国がタイに示す決済条件のひとつになりそうだ。

 

中国はタイのほか、マレーシアやオーストラリアなど向けにも高速鉄道の輸出を打診している。輸出にあたって中国はODA(政府開発援助)など制度金融を相手国に提示するが、加えて農産物や資源の輸入も新たなカードとして切る。

 

他方で中国からの高速鉄道の輸出そのものに疑念もつきまとう。国有企業「南車集団」は高速鉄道「CRH380」型の車両を、川崎重工業から新幹線「はやて」型の技術供与を受けて開発した。

 

川重との契約では、供与された技術の輸出は認められないが、中国の関係者は、「あくまでも独自開発の技術で輸出も問題はない」と主張している。

 

中国は、2011年7月に浙江省温州で起きた高速鉄道の追突事故で、死者40人を出して「人災」と非難を浴びながら、事故原因の究明や責任追及はあいまいなまま。安全性への懸念を残しながら、高速鉄道の輸出を急いでいる。(産経新聞)

 

そもそも日本やヨーロッパの技術を導入して開業にこぎ着けた中国の高速鉄道だ。川崎重工は中国と輸出に関する取り決めをしているにも関わらず、タイの入札に参入するらしい。さすが中国。一筋縄では行きそうもないね。

 

ただ以前、聞いたことがあるんだけど、日本はJR東海が保有する新幹線やリニアの最先端技術に関しては、輸出を認めていないらしい・・。だから「はやて」の技術はもう過去のものなんだよね~。

 

とはいえ契約を無視して入札してくる中国を黙って見過ごすことはできないね。なにしろ車両代金を物々交換するというのだから、タイにとっては願ったり叶ったりなんだね。

 

また「工期の短さ」を売りにしているとの情報も・・??  このあたりの競争は日本は絶対しないと思うけど。中国の高速鉄道事故も高速鉄道事業を急ぐが故の人災だったしね。

 

「品質」があるものにはそれなりのコストと期間がかならず必要だよな!

 

タイには安物買いの銭失いにならないようにしてほしいよね

 

ではでは、

ありがとうございました。

小林治巳