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不思議な姫路市
こんにちは、ビンディーの小林治巳です。
東京や全国の政令指定都市には「行政区」が存在する。東京であれば23区、人口87.8万人を擁するちょっとした政令指定都市クラスの世田谷区なんかもあるね。
名古屋であれば16区、面白いところで大阪市には東京を凌駕する24区が存在している。最近、政令指定都市になった岡山市のように4区なんてこじんまりしたところもあるんだ。
さて、政令指定都市ではないのに姫路市にはかなり以前から飾磨区・広畑区・大津区・勝原区・網干区・余部区の6区が存在している。あくまでも住所表記の一つで、区役所等が存在しているわけではないんだね。昭和二十年代に近隣の町村と合併する際に考慮したものなんだ。
ところでこの「区」なるものは他の街にもあるんだね。岩手県の奥州市は合併後、旧の行政区をすべて区で表記している。(水沢区 - 旧水沢市地域、江刺区 - 旧江刺市地域、前沢区 - 旧前沢町地域、胆沢区 - 旧胆沢町地域、衣川区 - 旧衣川村地)何か合併した意味があるのかなと思うけど、住民の利便性を考慮したものかもしれないね。
姫路市の場合は人口が53万人と、政令指定都市の要件である70万に届くところまでは来ている。今後の自然増では厳しいので近隣との合併を模索すれば、本当の意味での区制が引けるかもかもしれないね。
なんといっても姫路市は世界遺産がある街だから!
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳