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軽自動車税の増税を検討
こんばんは、ビンディーの小林治巳です。
政府は、2015年に廃止される自動車取得税の代替財源として、軽自動車税を増税する検討を始めた。普通車の自動車税より低い軽自動車税は、米国から「不公平」と指摘され、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉でも焦点の一つになっている。しかし、自動車業界の反発は必至で、年末の税制改正の大きな争点になりそうだ。
軽自動車や普通車を取得する際に支払う自動車取得税は、「消費税との二重課税」(自動車メーカー)との批判が強く、13年度税制改正で、消費税率が8%から10%に上がる15年に廃止することが決定済み。一方、軽自動車の所有者に毎年かかる軽自動車税は税額は7200円で、普通車にかかる自動車税(排気量ごとに2万9500円から11万1000円)より、低額に抑えられている。
廃止予定の自動車取得税は、地方自治体の財源になる地方税で、税収は年間約1900億円。また、軽自動車税も地方税で、税収は年間約1900億円だ。単純に、取得税の減収分を穴埋めすれば軽自動車税は倍になる計算だが、それでも自動車税より1万5000円以上低い。このため、総務省は今秋、有識者検討会を開いて方針を決め、与党の税制調査会に提案する方針だ。
一方、経済産業省は27日、14年度税制改正要望で、来年4月に消費税率が8%に増税された際の自動車取得税の税率を、現行の5%から2%に引き下げるよう求めた。(毎日新聞)
日本の軽自動車はガラパゴス商品の典型なんだけど、軽薄短小の極め付きでもあるんだよね。他国にこのスペックでこの機能性を真似しろといってもこれがなかなかできないんだ。だから今後、新興国への輸出品目の戦略商品と位置づけたいところなんだけど水を差した形になってしまったね。
とにかく日本の軽は進化しまくっているよね。ダイハツのミライースにいたっては、リッター33.4kmとハイブリッドエンジン並みの燃費効率を誇っている。このメーカーの努力を御上も、もっと理解してほしいよね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳