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日本アニメの影響でカレーライス、欧州で人気
こんにちは、ビンディーの小林治巳です。
欧米やアジアの7カ国・地域で好きな外国料理を尋ねたら、中国料理やフランス料理を抑えて日本料理が堂々の首位に輝いた。寿司・刺身、焼き鳥、天ぷらは定番料理だが、アジア(中国、台湾、香港)や米国で日本のラーメンが支持され、欧州ではカレーライスが人気という。
ラーメンは専門店の増加が中国などでも「日式ラーメン」のブームを後押し。欧州などでは日本のアニメでカレーを食べる場面が多いことから、じわじわと人気を広げているというから驚きだ。
調査は日本貿易振興機構(ジェトロ)が2012年秋、中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリアの7カ国・地域の消費者2800人を対象に行った。
「好きな料理かつ外食で食べる外国料理は何ですか」という質問(調査実施国の料理は除く)に対して、米国を除く6カ国・地域で日本料理がライバル(中国、韓国、フランス、イタリア、スペイン、米国、メキシコ、タイ、インド、中東・アラブ、アフリカの各国料理)を抑えてトップとなった。
7カ国・地域全体でも日本が21.1%でトップ。2位はイタリア料理の12.8%、3位はタイ料理の10.5%、4位は中国料理の9.3%、5位は韓国料理の8.5%。フランス料理は6.3%で8位だった。
7カ国・地域の中で、日本料理がトップとならなかったのは唯一米国で、そこでは1位はイタリア料理の15.5%。2位は中国料理の15.0%。日本料理は14.7%で3位だが、上位3カ国の人気は僅差だった。
好きな日本料理は定番の寿司・刺身に加え、ラーメンのように「こだわりの専門店」が現地に登場して人気を呼んだり、カレーライスのように日本のアニメの普及が日本食を広めたりするケースもあり、多種多様だ。
「フランスでは焼き鳥のタレがフランス料理に親しんだフランス人の味覚に合った」ほか、「イタリアではフリットと呼ばれる伝統の揚げ物料理があり、日本の天ぷらも人気となっている。スーパーマーケットの店頭に天ぷら粉が置かれているケースもある」という。
近年はニューヨークやパリ、バンコクなど米欧アジアの主要都市のスーパーマーケットで寿司や生春巻きなどの日本料理がごく普通に店頭に並ぶ時代だ。
ジェトロによると、7カ国・地域の外国人が日本食を選ぶ理由は「味の良さ」が18.5%でトップ。以下、「経済的・リーズナブルな価格」が13.1%、「健康によい」が13.0%、「安全性の高さ」が12.9%などと続く。最近では、これらの理由から日本食を選ぶことが「かっこよい(クール)」と外国人には映るのだという。
このため政府は日本食を世界にアピールし、日本の農林水産物や加工食品の輸出額を2020年までに1兆円に倍増(2012年は約4500億円)する計画を掲げている。
現在、340兆円の世界の食市場(加工食品と外食産業の合計)は、中国・インドなどアジアの所得向上で2020年には680兆円と倍増が見込まれる。ただ、「日本食は人気だが、これまでも輸出に結びついていない」(農林水産省)のも現実。今後は農家など生産者や商社などを巻き込んだ新たな戦略が必要なようだ。
(J-CASTニュース)
日本アニメの影響力にはただただ脱帽だよね。昔は母親から
『漫画ばかり見ていないで勉強しなさい』と言われたけれど、
今は『漫画を見て少しは勉強しなさい』と言われる時代になったのかもね?
例えば、欧州で人気のクレヨンしんちゃんだけど、アニメの中で靴を脱いで家の中に入るシーンがあると思う。欧州の子供には
カルチャーショックだろうね?
やがて家に入る前に靴を脱ぐことが『クール』になるのかもしれないよ。
TPP参加で揉めているいけど、日本の食材はどちらかというと追い風が吹いているのは確かだね!
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳