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こんばんは、ビンディーの小林治巳です。
国の借金今年度末に一千兆円台
財務省は10日、
2012年度末の国の借金残高が前年度末より31兆6508億円多い
991兆6011億円になり、年度末では過去最大を更新したと発表した。安倍政権は景気回復を優先し、今年1月に約10兆円の経済対策に踏み切ったため、借金がさらにふくらんだ。13年度末にはついに1千兆円の大台を超える見通しだ。
借金の内訳は、
政府が投資家から借りるために発行している「国債」が
821兆4741億円(前年度末より32・1兆円増)、
金融機関からの「借入金」が54兆8593億円(同1・1兆円増)、
為替介入などの資金をまかなうために発行する「政府短期証券」が
115兆2677億円(同1・6兆円減)だった。(;一_一)
借金が大きく増えたのは、
12年度当初予算で44兆円の国債を新たに発行したのに加え、
安倍政権が経済対策のために12年度補正予算で7・8兆円の国債を
追加発行したからだ。借金返済などと差し引きして30兆円を超える
増加になった。(朝日新聞)
何かこれだけ見るともう日本も終わりかと不安になってしまうが、
これは政府のやり方で『だから増税しても我慢しなさい』という
図式に持っていくための布石で、ここは冷静な目が必要・・・。
そもそも日本は世界一の債権国だ。
およそ500兆円の金融資産は世界一。
家庭に例えるなら多額の住宅ローンも抱えているが、
多額の貯金も有していることになる。
また日本の国債の95%は日本国民がもっている。
国債発行を債務ととらえるのは間違っていないが、
国民が持っているということは国民が債権者ということでもあるのだ。
そしてその国債も円建てで発行している。
ギリシャが破たんした原因はユーロ建ての国債が債務不履行になった
ためだ。
そうユーロはECB(欧州中央銀行)しか発行権がないので、
ギリシャは紙幣が作れない。日本政府は最終手段として紙幣を発行して債務を処理することができる。(インフレは覚悟だけど)
ということで
1000兆円の大台に乗ってもそんなに心配ではないのだが、
借金は借金だ。少ないにこしたことはない。
拙い経済知識なので三橋貴明先生の理論を引用させていただきました。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳