俗の神々
たしかに濁った。
久しぶりに開いた蓋の下にはやはり腐った僕がいた。
年もとった。
花を咲かせるにはもう時間は少ない。
しかし、死ぬのは気が遠くなるほど先。
なんて人生の長きこと …春の短きこと…
「まじ死にたいよ」「ぶっ殺してやる」
いずれもハッタリであるのは周知の通りである。
俗なボクはある日も呟いた。
「死にたいよ」
ふと、振り向くと遠くかすかに見えた、
雑踏の中、死が歩いていた。
うわの空で向いてうろうろ歩いていた。
実在していたのだという恐怖。
実際ボクはしゃがみこんだ。
身を隠したんだ。
何を気にしているのだろう。
ボクは人の目だけを気にして生きているのだろうか。
創作がそうなれば、それは必ず必ず死に至るのに。
分かっていた筈なのに死にたくないためにそれをした。
ポーズをとった。
当然、今のようなボクが居る。
もう失うものはおろか、
失うはずの無いものまで奪われた。
しかし、生活の労苦の手管は、なんの事は無い。
奴隷の道だけは残してくれた。
しかし、ボクはそれだけは選べない。
業。
死んだと思われた男だ。
そろそろと描きはじめよう。
もう、ボク一人。
18の夜、快諾した懊悩が今来たのだ。
音楽
こんな当て字は失敗だろう。
ボクは、掻き鳴らすよ。
ただ、それだけの人生。
呪われた道といわれるか。
王道。
母、嫁、娘。
…頭が重くなる…
MY NAME IS
予定調和
恐ろしい言葉だ。
フランス人は鬱病か?
どんどん鈍る鈍る。
目が見えなくなるなる。
皮膚が厚く
涙が枯れる
音楽は今も鳴っている。
生きてる間は音楽が鳴っている。
ただ、生きているうちに人はずる賢くなっていくだけ。
あーなんて残酷だ
幸せを欲したらそれが地獄だったなんて
所詮芸術家に市民の生活なんて幸せは摑めない煙だ。
でもまだ音楽は鳴っている。
音楽家には音楽家の
農夫には農夫の
学生には学生の
サラリーマンにはサラリーマンの
子供も主婦も老人も
みなそれぞれの音楽を持っている。
形にならずとも創るべきだ。
襟は正さずとも。
農夫が音楽家より整ってなくて当然。
ただ当然同じ価値の生活を持っている。
生きる者は生きていると叫ぶ権利を同じだけ持っている。
精一杯
正直
これだけで歴史を変えられる。
そして、この使い古された言葉を
実践していく困難さ。
芸術家はこれだけを手に入れようとして
死ぬる思いで生きている。
白痴へのあこがれ。
狂人は愛すべき腰抜け。
負けない、まずそれだ。
勝つ。
勝利は執念とある人が言う。
変化は娯楽
まず我は名乗る。
恐ろしい言葉だ。
フランス人は鬱病か?
どんどん鈍る鈍る。
目が見えなくなるなる。
皮膚が厚く
涙が枯れる
音楽は今も鳴っている。
生きてる間は音楽が鳴っている。
ただ、生きているうちに人はずる賢くなっていくだけ。
あーなんて残酷だ
幸せを欲したらそれが地獄だったなんて
所詮芸術家に市民の生活なんて幸せは摑めない煙だ。
でもまだ音楽は鳴っている。
音楽家には音楽家の
農夫には農夫の
学生には学生の
サラリーマンにはサラリーマンの
子供も主婦も老人も
みなそれぞれの音楽を持っている。
形にならずとも創るべきだ。
襟は正さずとも。
農夫が音楽家より整ってなくて当然。
ただ当然同じ価値の生活を持っている。
生きる者は生きていると叫ぶ権利を同じだけ持っている。
精一杯
正直
これだけで歴史を変えられる。
そして、この使い古された言葉を
実践していく困難さ。
芸術家はこれだけを手に入れようとして
死ぬる思いで生きている。
白痴へのあこがれ。
狂人は愛すべき腰抜け。
負けない、まずそれだ。
勝つ。
勝利は執念とある人が言う。
変化は娯楽
まず我は名乗る。
かしら
何も無い
絵の具のついた筆を洗うバケツのような
赤、黄、青、緑、茶、ピンク、白、黒
バケツは泥水のように濁ってく。
けれども泥水に至るまでの複雑な色彩の変化は時に私を興奮させた。全ての色に少しづつ意味があり、出来あがった色はカオス
ごっこ
妥協
いや、必死だったんだ。こんな事であっても。
描かれる作品は重要でなかった。
私にはこの色彩の不思議ある。大丈夫
ある時
ふと、舐めた。
自分のカオスを
味が無かった
油の風味が微かに感じとれただけ
期待した身震いするような苦さも吐き捨てたくなる舌ざわりも無かった。
さらさらと喉をとおっていった
自分の体が形を失い乾いた土に染みていき無くなる
頭だけが残った
地面の上の小さな破片は微かに思いを巡らせる
しばらくして
舌を噛みきった
冷たくなる間に血の温もりと味を知った
頭はゆっくりと自ら目を閉じる
涙はでなかった。
絵の具のついた筆を洗うバケツのような
赤、黄、青、緑、茶、ピンク、白、黒
バケツは泥水のように濁ってく。
けれども泥水に至るまでの複雑な色彩の変化は時に私を興奮させた。全ての色に少しづつ意味があり、出来あがった色はカオス
ごっこ
妥協
いや、必死だったんだ。こんな事であっても。
描かれる作品は重要でなかった。
私にはこの色彩の不思議ある。大丈夫
ある時
ふと、舐めた。
自分のカオスを
味が無かった
油の風味が微かに感じとれただけ
期待した身震いするような苦さも吐き捨てたくなる舌ざわりも無かった。
さらさらと喉をとおっていった
自分の体が形を失い乾いた土に染みていき無くなる
頭だけが残った
地面の上の小さな破片は微かに思いを巡らせる
しばらくして
舌を噛みきった
冷たくなる間に血の温もりと味を知った
頭はゆっくりと自ら目を閉じる
涙はでなかった。
自分からの手紙
受付日時
2004/12/23 3:03
「一日ぼけーと見張っている。
東京電力の施設の高い所から社宅を。
明るい夕方夏の五時前、薄いオレンジ。
入り口からまっすぐ突き当たったとこ。
カーブ
機械
新聞
柵の裏
アスファルトの堅さ、足が短くなる。
または従兄弟の前の家、白い外観。
円くくりぬかれた壁
同じ時間
一階は作業所
自転車で通る
扉微かに開いてる
団地の香り
わからない わからない物作る女ミシンの前。
気にも止めず図書館前、明日はラピュタがやるみたい。
外階段は何のため
地下室の魅力
ノンタン
土手沿い
鉄塔
また東電
自宅
夕食
白身の味噌焼き
好きなテレビ
9は警告
布団にもぐる
右に鏡台
左に弟
夢は語った世界は終わる」
送ったことすら忘れていたメール。
普通じゃ思い出すはずもない
埋もれた記憶を投げつけられる。
2004/12/23 3:03
「一日ぼけーと見張っている。
東京電力の施設の高い所から社宅を。
明るい夕方夏の五時前、薄いオレンジ。
入り口からまっすぐ突き当たったとこ。
カーブ
機械
新聞
柵の裏
アスファルトの堅さ、足が短くなる。
または従兄弟の前の家、白い外観。
円くくりぬかれた壁
同じ時間
一階は作業所
自転車で通る
扉微かに開いてる
団地の香り
わからない わからない物作る女ミシンの前。
気にも止めず図書館前、明日はラピュタがやるみたい。
外階段は何のため
地下室の魅力
ノンタン
土手沿い
鉄塔
また東電
自宅
夕食
白身の味噌焼き
好きなテレビ
9は警告
布団にもぐる
右に鏡台
左に弟
夢は語った世界は終わる」
送ったことすら忘れていたメール。
普通じゃ思い出すはずもない
埋もれた記憶を投げつけられる。
「つくりたい作品ににじり寄っていくその全過程が作品を創るという事」(宮さん)
また少しだけ掴めた、音の造り方。
何年やっても少しずつしか良くならないな。
でも、やれば近づける。
それが救いだと思う。
本当にもうなんの意味もない音楽しか創られないなら
それにしがみつかずに捨てよう。
捨てられるのかな?
でも、良いものを創ったか悪いものを創ったか
その判断だけはできるだろう。
うん、大丈夫。
一人っきりでやっているんだ。
何にも左右されない。が、
すべての影響を受けて日々変わる。
しかしあれだ
世の中にはものを創造していない人でいっぱいな訳だ。
うん。それが利口。こんなものに手を出さないほうがよい。
確実に人生がおかしくなり、必ず何度も気がふれかける。
パニック障害なんて可愛らしい。
わけがわからない混乱なんておめでたいよ。
しかし中には芸術を志す者も大勢いる。
きまって無智な若人に限るのだが。
そして彼らは早々に尻尾をまいて退散する。
「これで飯が食っていけるのはほんの一握りの人間だけなんだよ…」
飯の話じゃねーんだよ、下品にもほどがある。
おかげで本当の芸術家は細々と生きてゆけるのなら
このまま黙っていようかしら。とも考えたくなる。
しかし女々しき潔癖の若人達
君たちが世の中で切り刻まれながら生きて
見たもの知ったもの悲しみ虚無を
創作にぶつけたならば!
それは純粋な混沌の響きとなり
あの時のあの人のあの気だるい首の傾げ方すら
人に伝えられるんだ
本当だよ。
先人の芸術家たちが多く残した言葉の中に
「 芸術はけして繰り返されてはならな
い常に全く新しいもを創りだすのだ 」
といった意味合いの事をよく耳にする。
たしかに身にしみて伝わる部分もある。
しかし、我々もっともだと深く相槌ひとつうったな
そうそうに歩きだしましょう。
芸術において「しなくてはならない」
という考えは成り立たないのだから
何年やっても少しずつしか良くならないな。
でも、やれば近づける。
それが救いだと思う。
本当にもうなんの意味もない音楽しか創られないなら
それにしがみつかずに捨てよう。
捨てられるのかな?
でも、良いものを創ったか悪いものを創ったか
その判断だけはできるだろう。
うん、大丈夫。
一人っきりでやっているんだ。
何にも左右されない。が、
すべての影響を受けて日々変わる。
しかしあれだ
世の中にはものを創造していない人でいっぱいな訳だ。
うん。それが利口。こんなものに手を出さないほうがよい。
確実に人生がおかしくなり、必ず何度も気がふれかける。
パニック障害なんて可愛らしい。
わけがわからない混乱なんておめでたいよ。
しかし中には芸術を志す者も大勢いる。
きまって無智な若人に限るのだが。
そして彼らは早々に尻尾をまいて退散する。
「これで飯が食っていけるのはほんの一握りの人間だけなんだよ…」
飯の話じゃねーんだよ、下品にもほどがある。
おかげで本当の芸術家は細々と生きてゆけるのなら
このまま黙っていようかしら。とも考えたくなる。
しかし女々しき潔癖の若人達
君たちが世の中で切り刻まれながら生きて
見たもの知ったもの悲しみ虚無を
創作にぶつけたならば!
それは純粋な混沌の響きとなり
あの時のあの人のあの気だるい首の傾げ方すら
人に伝えられるんだ
本当だよ。
先人の芸術家たちが多く残した言葉の中に
「 芸術はけして繰り返されてはならな
い常に全く新しいもを創りだすのだ 」
といった意味合いの事をよく耳にする。
たしかに身にしみて伝わる部分もある。
しかし、我々もっともだと深く相槌ひとつうったな
そうそうに歩きだしましょう。
芸術において「しなくてはならない」
という考えは成り立たないのだから
おもいやり
レーベルに提出する音源を完成させなければ
ウェブには他のアーティストがそろい始めている
送る予定の以前に創った曲を聴き返したら
驚くほど濁っていた。
あそこで作業を終えた自分がわからない
それは一番恐ろしいことだ。
気が付いて良かったって事にしよ。
とにかく今年中に発送しなければ
約束してからずいぶん経っている
郵便は送ってからどれくらいでアメリカに着くのか?
やはり今週しあげよう。
嘘をつかない
嘘をつかない
嘘をついて創ったものは本当の所も嘘になる
昨日も明日も嘘になる
嘘かどうかは自分でわかる
日ごろから嘘の生活はしないように。
正義ってやつだ。
誠実だったか?
憎しみを持たない
怒りはよし
信仰はやさしさのためにあるのかしら?
けれども宗教はもてない
なぜだろうか
ウェブには他のアーティストがそろい始めている
送る予定の以前に創った曲を聴き返したら
驚くほど濁っていた。
あそこで作業を終えた自分がわからない
それは一番恐ろしいことだ。
気が付いて良かったって事にしよ。
とにかく今年中に発送しなければ
約束してからずいぶん経っている
郵便は送ってからどれくらいでアメリカに着くのか?
やはり今週しあげよう。
嘘をつかない
嘘をつかない
嘘をついて創ったものは本当の所も嘘になる
昨日も明日も嘘になる
嘘かどうかは自分でわかる
日ごろから嘘の生活はしないように。
正義ってやつだ。
誠実だったか?
憎しみを持たない
怒りはよし
信仰はやさしさのためにあるのかしら?
けれども宗教はもてない
なぜだろうか
結壊 決界
なんだか最近
少し解ってしまっている。
負け方かしら、、、
そう、それも巧妙なやつ。
何物かがうまく諦めさせてくれる。
だれか
人だ
みな敗者だったんだ。
てっきり白痴かなにかかと思ってた。
人がやさしく受け入れてくれる。
貧しさも苦労も不幸も暴力も労働も
みんなカモフラージュ。
下卑た照れ隠し。
お見通しだ。お面から大きな頬骨がはみ出てる。
きっとお面の下は苦笑い。
切り刻まれながら歩く人を見れば
いらぬお節介
「皆よ!彼こそ、真の苦労人!我等の見本で友なのだ!」
「お互い辛いよな、きっとこの先には幸せになれるよ!」
「いやーしかし君もよくやってるよ。」
「あー私なんかまだ幸せなほうだ!なあ?」
「個性的な人の方が魅力的よ」
「よし!やれ、どんどんやれ!」
「私は今が幸せ、充実していて…」
「つーか興味ないけど…」
「ふむ、なるほど…」
「なにが楽しいわけ?…ハッ」
「服ぐらい買いなさいよ」
「いつも応援してるからな、心強く思ってくれたまえ!」
震える手で彼の細い肩をたたく男の顔には引きつった笑い。
媚びた苦笑い。
やせた彼はつねに無表情。
行く先だけを少しまぶしそうににらむ。
彼に触れるなっ!
お前らは人の凍えて歩く様を、
苦悩をひやかす無智な豚だ。
自ら目をつぶし餌の匂いを嗅ぎ分ける作法だけを競う餓鬼。
豚小屋で寄り添い、蒸し暑くさぞかし快適だろう。
「凍え死ぬわけにはいかんよ」
目に追われそろそろと女を娶る。
生まれた子を愛し育てる。
仕事で疲れはて家に帰り家族の顔を見るだけが楽しみ。
子供が大きくなるまで、その小さな家庭を護りぬく。
あー
そんな彼らを軽蔑しえようか。
人の最高の姿。美しさ。
生き抜く事こそつねに尊い。
敗者の栄冠
卑俗の意でない王道
わたしの生きる道はどちらか
人に呼び止められても業火の如き情熱で
黙殺し歩き続ける彼になれるのか。
いや、
少しづつ解ってしまっているんだ。
わたしも行かねば。
彼の跡は追わない。
いつか狂うほどに憧れた
「家庭」も持つためにも。
きっとできる。
手元には心細く今にも無くなってしまいそうな灯りがひとつ。
でもなぜかしらこの光が途絶える事はないと確信しているんです。
「音楽」
この子だけは守り抜く
少し解ってしまっている。
負け方かしら、、、
そう、それも巧妙なやつ。
何物かがうまく諦めさせてくれる。
だれか
人だ
みな敗者だったんだ。
てっきり白痴かなにかかと思ってた。
人がやさしく受け入れてくれる。
貧しさも苦労も不幸も暴力も労働も
みんなカモフラージュ。
下卑た照れ隠し。
お見通しだ。お面から大きな頬骨がはみ出てる。
きっとお面の下は苦笑い。
切り刻まれながら歩く人を見れば
いらぬお節介
「皆よ!彼こそ、真の苦労人!我等の見本で友なのだ!」
「お互い辛いよな、きっとこの先には幸せになれるよ!」
「いやーしかし君もよくやってるよ。」
「あー私なんかまだ幸せなほうだ!なあ?」
「個性的な人の方が魅力的よ」
「よし!やれ、どんどんやれ!」
「私は今が幸せ、充実していて…」
「つーか興味ないけど…」
「ふむ、なるほど…」
「なにが楽しいわけ?…ハッ」
「服ぐらい買いなさいよ」
「いつも応援してるからな、心強く思ってくれたまえ!」
震える手で彼の細い肩をたたく男の顔には引きつった笑い。
媚びた苦笑い。
やせた彼はつねに無表情。
行く先だけを少しまぶしそうににらむ。
彼に触れるなっ!
お前らは人の凍えて歩く様を、
苦悩をひやかす無智な豚だ。
自ら目をつぶし餌の匂いを嗅ぎ分ける作法だけを競う餓鬼。
豚小屋で寄り添い、蒸し暑くさぞかし快適だろう。
「凍え死ぬわけにはいかんよ」
目に追われそろそろと女を娶る。
生まれた子を愛し育てる。
仕事で疲れはて家に帰り家族の顔を見るだけが楽しみ。
子供が大きくなるまで、その小さな家庭を護りぬく。
あー
そんな彼らを軽蔑しえようか。
人の最高の姿。美しさ。
生き抜く事こそつねに尊い。
敗者の栄冠
卑俗の意でない王道
わたしの生きる道はどちらか
人に呼び止められても業火の如き情熱で
黙殺し歩き続ける彼になれるのか。
いや、
少しづつ解ってしまっているんだ。
わたしも行かねば。
彼の跡は追わない。
いつか狂うほどに憧れた
「家庭」も持つためにも。
きっとできる。
手元には心細く今にも無くなってしまいそうな灯りがひとつ。
でもなぜかしらこの光が途絶える事はないと確信しているんです。
「音楽」
この子だけは守り抜く
