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梁川亀岡八幡宮(福島県伊達市梁川町)

梁川亀岡八幡宮(やながわかめおかはちまんぐう)。


福島県伊達市梁川町に鎮座。

御祭神は境内の案内板などには記載が無かったものの、恐らく誉田別命。



由緒によれば、梁川八幡宮は永観二年(984年)に田原中納言勝植卿が石清水八幡宮を勧請し、創建。

その後、平安時代末には藤原秀衝の家臣・佐藤庄司基治が社殿を造営。

鎌倉時代初期の文治五年(1189年)、伊達家初代・朝宗公が高子岡城を築く際、鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請し、亀岡八幡宮と改称して合祀。伊達家の氏神として祭った。

その後、伊達家の本拠地の移動とともに、福島・桑折と移り、元亀二年(1571年)に旧地に遷宮され現在に至っている。



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     【 参道 】

梁川亀岡八幡宮の参道。

この梁川八幡宮、梁川の中心部からはちょっと離れた場所にあるため、周囲は田んぼがいっぱい。

参道入り口には広い駐車場があるので参拝の際も安心。

ちなみに、この神社の境内一帯は昭和62年に福島県指定史跡および名勝に指定されています。


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     【 境内社・厳島神社 】

参道入り口からちょっと歩いて、右手にある境内社。

厳島神社の名の通り、周囲が水路に囲まれていて、ちょっといい雰囲気。

以前はこの画像のロープが張られている場所に石造りの橋がかかっていたようなんですが、無くなっておりました。

3月11日の大地震で崩れちゃったのかな (´・ω・`)


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     【 鳥居 】

参道の入り口と拝殿との中間点あたりにある両部鳥居。

かつては近鳥居と呼ばれていたのだとか。

ということは、参道の入り口方面にもかつては鳥居があったのかも。


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     【 政宗さとしの桜 】

鳥居の近くにある『政宗さとしの桜』。

この桜にはこんな逸話がある。



伊達政宗公が十六歳のころ、初陣祈願のためにこの梁川亀岡八幡宮に参拝。

祈願を終えた政宗が境内の桜の下に馬を繋ぎ休息していると、突然、伊達家の侍大将・立花外記が暇を取りたいと申し出てきた。

理由を聞いてみると、「この歳になるまで戦続きで今まで春を楽しむ日々など無かった。これに気付き、戦での殺し合いの日々を思うと怖くなって膝が震えてしまう。侍大将がこの有様では、軍の士気にかかわる」というものだった。


これを聞いた政宗は咎めもせず、深く頷くと古今和歌集より一首の和歌を軍扇にしたためた。


『春霞 立つを見捨てて 行く雁は

 花なき里に すみやならえる』


去ろうとする外記の心情を思いやり、なおかつ、「自分はこの地にほんとうの春を迎えるために戦をしようとしている。」という意味を込めた歌だった。

これに気付いた外記は、己が身のことのみを考えていたことに恥じて自害しようとする。

しかし、政宗はこう押しとどめた。


「自害などさせるくらいなら、どうして暇などをやろうか。死ぬつもりがあるならば、共に参るがいい。」


こう外記をさとし、共に駒を進めたのだという。伊達政宗公、十六歳の春だったそうだ。



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さて、そんな『政宗さとしの桜』を横目に参道を進んでいきます。

伊達家の氏神だっただけあって、境内は結構な広さ。

すごく奥行きのある境内です。


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     【 鬼石観音堂 】

参道右手にある観音堂。

こちらは信達三十三観音霊場の最終結願札所で、かつて梁川亀岡八幡宮の別当寺院だった龍寶寺の管理。

実は信達三十三観音巡拝もしているおいらなんですが、まだ八番までしかお参りしていないので……

こちらには結願の時にまたお参りしようと思ってます。


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     【 鐘楼 】

こちらは観音堂の近くにある鐘楼。

伊達市指定文化財になっているんだとか。

鐘楼があったり、観音堂があったり、神仏習合のあとが色濃く残っている境内ですねえ。


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     【 拝殿 】

入母屋造り・瓦葺きの拝殿。

かつては拝殿の中を抜けて直接本殿に参拝できるという、割拝殿様式だったのだとか。

ちなみに、拝殿前の石灯籠は文化十二年(1815年)のものらしい。


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     【 本殿 】

こちらは延享二年(1745年)に改築された本殿。

入母屋造り・銅板葺きで、正面に千鳥破風を飾り、三方に縁を配し、全面には唐破風の向拝をおろしたという屋根。

正面桁行は三間、側面桁行は二間と立派なもの。

この本殿も伊達市の指定文化財となっている。




さてさてさて。

無事に参拝を済ませて、社務所へ……というところなのだけど。

こちらの梁川亀岡八幡宮。

実は宮司さんが常駐する本務社ではないので、社務所はありません。


ではどうするのか、というと……

こちら八幡宮は同じ梁川町の梁川天神社 さんが兼務されていてですね。

そちらの社務所で対応いただけます。


というか、参拝したこの時はそうだと知らなくてですね、亀岡八幡宮の次に梁川天神社で御朱印帳を購入しようとしたところ、宮司さんに「八幡宮のも書いておきますか?」と聞かれて判明しました (;´・ω・`)



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で、頂いた御朱印がこちら。

初穂料は梁川天神社 とこちらの二社あわせてで500円。

御朱印はどちらかというと記念スタンプのような絵柄の印影な気が……

でも、伊達家発祥の地としては外せない神社。

戦国時代好きな方は是非参拝されてはいかがでしょうか。






■ 梁川亀岡八幡宮への地図



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◆ 神社の情報


梁川亀岡八幡宮     やながわかめおかはちまんぐう


御祭神 : 誉田別命

社格等 :

鎮座地 : 福島県伊達市梁川町八幡字堂庭