・ウクライナの復興支援に、ロシアの資産を活用する案が出ているそうだ。いったいロシアの資産をどう活用するのか?というと、凍結資産の利子収入を利用するという事らしいが…ちょっと難しくて読んでみても良く分からなかった。そもそも、今ロシアの資産を凍結しているというのはニュースで聞いたが、具体的に何をやっているのかが分かって無かった。なので改めてロシアの資産凍結とは何かネットで検索してみた。


例えば日本の場合、ロシア中央銀行が日本国内に持つ資産を凍結したらしい。凍結というのは、「資産を自由に動かせなくする事」だそうだ。具体的にはロシア中銀が日本国内で保有している外貨である「円」を引き出すことを日本が禁止したんだそうだ。
資産凍結をするとどういう風にロシアが困るのか?というと、まず戦争を始めてから、ロシアルーブルを売る動きが強まっており、このままだとルーブル安になりロシア国内のインフレが加速してしまう。そこで、ロシアは対策として外貨準備を売ってルーブルを買い支える市場介入をしなくてはならないのだが、資産凍結によって外貨を売ることが出来ないため、ロシアのインフレが加速してダメージを受ける…という計画なんだそうだ。
結構複雑だった。
資産凍結の話は分かったけど、じゃぁ、ロシアが日本にある円を引き出せなくなったからと言って、どのようにウクライナ支援に使えるのだろうか?ロシアが持っている外貨をそのままパクって渡すという事では無いようだ。どうもこの資産(外貨)には償還やクーポン収入があるらしい、それをウクライナ支援に出すらしい。と言っても、やっぱりピンと来なかった。難しいから今日はここまで分かればいいか…

・ものすごくどうでもいい余談だが、「後進国」という呼び方は差別的なので「発展途上国」と呼ぶようになったのだが、未だに日本の事を後進国と書きたがるメディアの人たちがいる…というのをネットで読んで、確かに居るなぁと思っていたら、早速日経新聞が「女性が変えるIT後進国」などと言う見出しを付けていた。差別撤廃を訴える人ほど、差別的な用語を使うのって本当によくあるなと思った。