・国の事業の民間委託について、競争が働かずに高値になっているとの事。入札が一社だけで比較が出来ないケースも多いとか。国の内部資料によると、人件費単価は通産省では時給5万7千円というものもあったそうだ。その時給だと年収1億円を越えるとか。しかし、こういうのは誰が正してくれるんだろうか?野党が声を上げているのも見たことが無いし。

・国民民主党がインフレ対策として、インフレ手当10万円の現金支給とか、消費税5%への引き下げを参院選の公約に盛り込んだそうだ。物価を下げるためにはマクロ経済の考え方からすると普通は景気を冷やすはずなのだが、なぜ国民民主党は逆の事をやろうとするんだろう?確かに日本は金をばらまいても全然インフレにならないので、アメリカやヨーロッパとは違うのかも知れないけど…

・日銀も「金融の引き締めを行う状況にはない」と発言した模様。

・中国で無人配送者が急増との事。例えば弁当を配達する無人車は1台に弁当を20個乗せられ、値段は1個当たり300~400円らしい。22年は無人配送者は5千台だが25年には6万台に達する予定だとか。

・東大の開発したAIは、ディープフェイク動画を9割見破るらしい。

・ピケティの話。彼の説では株や不動産投資などの資本ストックの収益率rは経済成長率gより常に大きくなるらしい。それが何を意味するのかというと、富裕層は再投資で富を雪だるま式に増やすが、労働者は経済成長並みの所得しか入らないのでその格差がどんどん開くという事らしい。仮に資産が毎年3%の収益を生み出すとすると、40%の所得税をかけても富は毎年1.8%ずつ増えるとの事。他にも色々書いてあるが、良く分からなかった。