入江君の試験がダメだったのではと落ち込む琴子
試験がダメったと話す生徒の話を聞き、余計落ち込む琴子

「入江は大丈夫だよ!全国一位の成績だよ!」
「今回ばかりはそうとも言えない気が…」
「琴子!じんこ!聞いた?入江東大受けるって!」
「う、うそ!それどこで聞いてきたの?」
「今職員室で噂になってたの!東大受ける生徒の中でもぶっちぎりの成績だって」
「さっすが天才!ちょっと琴子、あんた何で泣いてるのよ!」
「いや、嬉しくて。あっはは、私入江君におめでとうって言ってくるね!」
めっちゃ嬉しそうな琴子
(あんな怪我してたのに、ちゃんと結果を出すなんて、私の好きな人は本当にカッコいいんだ!もしかしてあのお守りも効果あったのかな?)
ニヤケる琴子、お得意の妄想劇が始まります

「東大を受けられるのもすべて君のお守りのおかげだよ。ありがとう」
妄想したまま歩いてたらぶつかりそうになり

「あっ、危ない!」
「あー、A組の人!」
逃げる渡辺君
「ちょっと、どうしたんですか?もしかして、センター試験の結果が?」
「やっぱり、やっぱり入江、センター試験の結果ダメだったの?」
「何言ってるんですか!入江君は大丈夫ですよー!東大も受けられるみたいです。」
「えーっ?すごい!あの状態で?」
「あの状態?」
「そりゃ、悲惨の一言だったよ。あんな入江見たことない。あのお守りのせいだとしても」
「あのお守り?」
「やばっ!」
目の前にいるのがお守りを作った張本人だとしった渡辺君は逃げるが…
「ちょっ、ちょっとそれどう言うことですか?」
「何でもない!何でもないから!」
「気になる!教えてください!」
「何でもないから!」
階段から落されそうになり…
「止めてくれ、話すよ、話すから!」
「あっ、すいません!」
「俺はこれから第1志望の早稲田の受験を控えてるんだ…本当、君のデスパワーってすごいな」
「デスパワー?」
「今となっては笑い話だけど…あの日君のお守りのパワーで大変なことが…」

すべてを聞いた琴子は

(怪我も何もかもあのお守りのせいだったなんて、私入江君にものすごい迷惑かけちゃった)
守りがあったから怪我したんだと思うと、申し訳ない気持ちになった琴子

入江君の合格祈願を込めて手作りチョコを作る琴子

(入江君が東大に受かりますように!入江家のみんなの夢が叶いますように)
願いを込めて作る琴子
(きっと、この通りになる!ちょっと気が早いかもしれないけど、試験の翌日、バレンタインにこれ渡すんだ!)
そう言って冷蔵庫へと入れて、入江君の明日の試験の成功を祈る琴子なのでした

PART4へ続く