夏休み前最後の学校。
金ちゃんは昨夜の入江君の言葉が気になって、夏休み中も毎日一緒に居る二人が気が気でない様子
何の思い出もなく、宿題だけで終わりそうだと嘆く琴子
理美に言われ手料理を食べさせようと決意するが…
「おはようございます。」
「琴子ちゃん、今日から夏休みじゃないの?」
「ふふ、はは、あのぉ、ちょっと学校に行かなくちゃいけなくて…」
「夏休みなのにどうして?」
「ふふ、あのぉ~そのぉ、えっとぉ、ふぅーん」
言葉を濁す琴子
そこでチャイムが
インターホンを押すと…
「入江家の皆さ~ん、おはようございます。私金ちゃんが、琴子さんの補修のお迎えに参りました。」
『補修??』
驚く、おばさま&おじさま&お父さん
相変わらず聞こえてないかのように顔色一つ変えない入江君
「この前のテストで百番だったのに?」
「あっはぁ、期末は百番だったんですけど、その中間の結果が思わしくなくて…」
「今までどんだけ成績悪かったんだよ?やっぱりバカだ!」
「こらっ!」
裕樹君って正直に思ったことを口にしちゃうんだよね。
今までもどんな状況であっても失礼なこととかも平気で言ってたもんね。
ある意味すごいね。
「はぁ~行って来まぁす」
学校では
「はぁ~」
「全員F組だねぇ~」
「これじゃぁいつもの授業と変わらないよ~」
昼休み時間
「これじゃぁ夏休みの思い出なんて期待できないね…」
「高校最後の夏の思い出は宿題だけ、琴子が言った通りになりそう」
「ええやんか!夏休みの間、この金ちゃんと一緒に過ごせるんやから最高の思い出や!さっ、食いや!」
夏休み中、補修という形ではあるけど、少しでも入江君と琴子が一緒にいないことを喜ぶかのような金ちゃん
「空気を読みなさいよ!金ちゃん!」
「琴子が一緒に過ごしたいのはあんたじゃない!」
いがいとキツイ事を言うじんこと理美
「まっ、補修ばっかりでそれも無理か…」
『おわっ?でもさっき入江の野郎見かけたな」
「バカ!余計なこと言うな!」
「えっ?嘘?えっ?入江君?えっ?嘘?まさ?えっ?まさか?入江君が補修?」
「んなわけないでしょ?校庭見てみなさいよ!」
「はっ?」
めっちゃビックリして校庭を見る琴子
テニスをしている入江君を見て思い出したように話し始めます
「あっ!そっか、そうだ!入江君一応テニス部だもんね。」
「一応って何よ?」
「正式な部委員じゃないの。部委員以上に上手いから大会前だけかり出されるみたい。」
『ほぉー』
「そっか、今月末高校テニスの全国大会があるって言ってたもんね」
「なんやと?あいつ、がり勉の運動音痴やなかったんかぁ?」
「性格以外はパーフェクトなのよぉ!」
「嫌みなやつよねぇ~」
「でも部活で学校に行くなんて教えてくれなかった」
「相変わらず完全にアウトオブ眼中なんだねぇ~」
「ええやん!ええやん、それでええやん!」
「何見とれてんのよ?」
「えっ?ん?別に、だって、毎日の腹筋とか、ランニングとかボール拾いを飛ばして勝つなんて、全然青春じゃない!よっし、勉強やるよ!勉強!!よっし、やるよ!」
そう言いながらも授業が始まると琴子は
(やっぱりカッコいいなぁ~。テニスの練習疲れるだろうな~家帰ったら私の手料理食べてもらってぇ~元気になってもらってぇ~何てね)
入江君に見とれる琴子
「相原!相原琴子!」
「琴子!」
「はい!」
先生に呼ばれたのに気づかず、金ちゃんに教えてもらって立ち上がる琴子
「今先生が読んでいた続き読んでみろ!」
「はい?ん?」
「63ページ」
「たるんでいた罰として校庭10周!」
「えぇ!?10周?」
校庭10周と言われた琴子
先生に見守られながら一生懸命走ります
「はい、ペース落ちてる!」
「わぁーー!」
一生懸命走る琴子
「相原、後一周ーー!」
先生が呼んだ名前に反応した入江君
琴子が走ってるのを見てボールを返すと…
琴子へ直撃
「ん?ほぉっ?痛い」
「あー、ゴメン。わざとじゃないよ!補修、終わったんじゃないの?」
「走りたくなったの!」
笑顔で悪気はないよ!って言わんばかりの入江君。
わざとではないのは本当だと思うけど、先生が呼ぶ相原の声に反応して琴子の姿を探してしまい、打ち返したらミスって琴子に当たってしまっただけだと思うけど、やっぱり入江君もなんだかんだ言って琴子が気になるんだね~
「こらぁ、相原、夫婦喧嘩してるな!」
先生にそう言われて恥ずかしくなった琴子
「うわぁっ、うー、あぁー」
いてもたっても居られなくて走り出して行ってしまう琴子
それを見た入江君のこの笑み
可愛いなぁ~って思ったのか、バカにした笑いなのかはわかんないけど、無表情が多い入江君が琴子と過ごすようになって表情が豊かになった気がする
笑い顔、怒った顔等、何事にも表情を変えない入江君が、琴子を見て笑ったり、まぁバカにして笑う事も多いけど、でも確実に入江君は変わってきてると思う。
PART4へ続く
金ちゃんは昨夜の入江君の言葉が気になって、夏休み中も毎日一緒に居る二人が気が気でない様子
何の思い出もなく、宿題だけで終わりそうだと嘆く琴子
理美に言われ手料理を食べさせようと決意するが…
「おはようございます。」
「琴子ちゃん、今日から夏休みじゃないの?」
「ふふ、はは、あのぉ、ちょっと学校に行かなくちゃいけなくて…」
「夏休みなのにどうして?」
「ふふ、あのぉ~そのぉ、えっとぉ、ふぅーん」
言葉を濁す琴子
そこでチャイムが
インターホンを押すと…
「入江家の皆さ~ん、おはようございます。私金ちゃんが、琴子さんの補修のお迎えに参りました。」
『補修??』
驚く、おばさま&おじさま&お父さん
相変わらず聞こえてないかのように顔色一つ変えない入江君
「この前のテストで百番だったのに?」
「あっはぁ、期末は百番だったんですけど、その中間の結果が思わしくなくて…」
「今までどんだけ成績悪かったんだよ?やっぱりバカだ!」
「こらっ!」
裕樹君って正直に思ったことを口にしちゃうんだよね。
今までもどんな状況であっても失礼なこととかも平気で言ってたもんね。
ある意味すごいね。
「はぁ~行って来まぁす」
学校では
「はぁ~」
「全員F組だねぇ~」
「これじゃぁいつもの授業と変わらないよ~」
昼休み時間
「これじゃぁ夏休みの思い出なんて期待できないね…」
「高校最後の夏の思い出は宿題だけ、琴子が言った通りになりそう」
「ええやんか!夏休みの間、この金ちゃんと一緒に過ごせるんやから最高の思い出や!さっ、食いや!」
夏休み中、補修という形ではあるけど、少しでも入江君と琴子が一緒にいないことを喜ぶかのような金ちゃん
「空気を読みなさいよ!金ちゃん!」
「琴子が一緒に過ごしたいのはあんたじゃない!」
いがいとキツイ事を言うじんこと理美
「まっ、補修ばっかりでそれも無理か…」
『おわっ?でもさっき入江の野郎見かけたな」
「バカ!余計なこと言うな!」
「えっ?嘘?えっ?入江君?えっ?嘘?まさ?えっ?まさか?入江君が補修?」
「んなわけないでしょ?校庭見てみなさいよ!」
「はっ?」
めっちゃビックリして校庭を見る琴子
テニスをしている入江君を見て思い出したように話し始めます
「あっ!そっか、そうだ!入江君一応テニス部だもんね。」
「一応って何よ?」
「正式な部委員じゃないの。部委員以上に上手いから大会前だけかり出されるみたい。」
『ほぉー』
「そっか、今月末高校テニスの全国大会があるって言ってたもんね」
「なんやと?あいつ、がり勉の運動音痴やなかったんかぁ?」
「性格以外はパーフェクトなのよぉ!」
「嫌みなやつよねぇ~」
「でも部活で学校に行くなんて教えてくれなかった」
「相変わらず完全にアウトオブ眼中なんだねぇ~」
「ええやん!ええやん、それでええやん!」
「何見とれてんのよ?」
「えっ?ん?別に、だって、毎日の腹筋とか、ランニングとかボール拾いを飛ばして勝つなんて、全然青春じゃない!よっし、勉強やるよ!勉強!!よっし、やるよ!」
そう言いながらも授業が始まると琴子は
(やっぱりカッコいいなぁ~。テニスの練習疲れるだろうな~家帰ったら私の手料理食べてもらってぇ~元気になってもらってぇ~何てね)
入江君に見とれる琴子
「相原!相原琴子!」
「琴子!」
「はい!」
先生に呼ばれたのに気づかず、金ちゃんに教えてもらって立ち上がる琴子
「今先生が読んでいた続き読んでみろ!」
「はい?ん?」
「63ページ」
「たるんでいた罰として校庭10周!」
「えぇ!?10周?」
校庭10周と言われた琴子
先生に見守られながら一生懸命走ります
「はい、ペース落ちてる!」
「わぁーー!」
一生懸命走る琴子
「相原、後一周ーー!」
先生が呼んだ名前に反応した入江君
琴子が走ってるのを見てボールを返すと…
琴子へ直撃
「ん?ほぉっ?痛い」
「あー、ゴメン。わざとじゃないよ!補修、終わったんじゃないの?」
「走りたくなったの!」
笑顔で悪気はないよ!って言わんばかりの入江君。
わざとではないのは本当だと思うけど、先生が呼ぶ相原の声に反応して琴子の姿を探してしまい、打ち返したらミスって琴子に当たってしまっただけだと思うけど、やっぱり入江君もなんだかんだ言って琴子が気になるんだね~
「こらぁ、相原、夫婦喧嘩してるな!」
先生にそう言われて恥ずかしくなった琴子
「うわぁっ、うー、あぁー」
いてもたっても居られなくて走り出して行ってしまう琴子
それを見た入江君のこの笑み
可愛いなぁ~って思ったのか、バカにした笑いなのかはわかんないけど、無表情が多い入江君が琴子と過ごすようになって表情が豊かになった気がする
笑い顔、怒った顔等、何事にも表情を変えない入江君が、琴子を見て笑ったり、まぁバカにして笑う事も多いけど、でも確実に入江君は変わってきてると思う。
PART4へ続く









