琴子の部屋に夜食を持ってやってきたおばさまとの会話
 
「好かったらちょっと休憩しない?」
「あ~、ありがとうございます」
焦って何か座るものって探してる琴子
「あっ、遠慮なく~」
「あっ、ははは(笑)」
「どうぞ」
「ありがとうございます!わ~美味しそ~う、う~ん、美味しい」
「私も嬉しいわぁ~、こういうの一度やってみたかったのよ、憧れてたの」
「ん?入江君は?」
「とっくに寝てるわぁ~」
「えーっ!?入江君って本当に天才だったんですね。」
「でもぉ…それって良いことなのかしらぁ?」
「えっ?」
「何か上手く言えないけど、あの子このままじゃ何か大切なものを無くしてしまうんじゃないかって気になるのよねぇ」
「ふふっ、大丈夫ですよ!入江君は!だってこんなに素敵な家族がいるじゃないですか!」
「ありがとう。ふふ、そうだ琴子ちゃん!」
「はい!」
「お兄ちゃんの子供の頃のアルバム見てみたくなぁい?」
「見てみたぁいですぅ~」
「あはは(笑)持ってくるから、ふふふ(笑)」
「うふ、ふふ(笑)」
入江君の写真が見れる!と嬉しそうな琴子。
入江君も寝てるのかぁ~と改めて確認しニヤケる琴子。
でも入江君ムカつく!
こんな人好きになった私がバカだったって思って見返してやろう!
と勉強を始めたはずなのに…
そう思いながらもやっぱりそう簡単には嫌いになれないんだよね~

入江君の幼少期の写真を見ながら琴子は無意識に独り言言い始めます

「入江君って子供の頃からカッコ良かったんだ~」
何気ない一言だけど、子供の頃からっていう言葉に反応を示すおばさま。
「んー、懐かしい!!」
入江君の入学式の時の写真を見つけて思わずそう言った琴子。
琴子がその時の事を思い出し、照れ笑いしてる姿を見て、何かを感じたおばさま。
その後もっと小さい頃の写真を見てると、見慣れない女の子の姿が。

母親が女の子を望んでて準備してた服が女の子用だったこともあり、これが入江君だと知り笑う琴子。
お兄ちゃんから絶対に言うな!と言われてるので裕樹君にすら話したことのなかった話。
琴子にしか話したことないとのこと。
で、口止め量として写真をもらう琴子。
こんな秘密を知ってしまった事にニヤケ顔が止まらない琴子。

翌朝入江君の顔見るなりニヤケ顔が止まらなくて…



ニヤケ顔のまま何か企んでるかのような怪しい顔で
「おはよう~」
それを見て入江君は何か感じたのかビックリしたような表情をします
自分の手でニヤケ顔を直しますがそれでも入江君を見るとニヤケ顔が止まらない琴子。
しまいには引き笑い。
「どうした琴子?具合でも悪いのか?」
「ううん、何でもなぁ~い」
「勉強のしすぎておかしくなったんじゃないのか?」
相変わらずの裕樹君。
それを聞いて、一瞬は我に返るが、もう一度入江君の顔を見てニヤケる琴子。
笑いが止まらないって感じで、必死に笑いを堪えてます。
いつもは冷静でどんな事にも表情を変えず自分は関係ない、興味ないと見向きもしない入江君が何事かと琴子に目線を移すが、相変わらず何も言わない入江君。

この時、入江君って何を思ってたのかな?
こいつ何考えてんだ?
俺の顔見てニヤケて、気持ち悪い。
とか思ってたかもですね。
入江君って正直何考えてるのか分かりづらいときあるよね。
めんどくさいとか、そんな事考えてるのは態度に表れるからわかりやすいけど…

で、この後学校での琴子はというと…

PART3へ続く