こんにちは、kekoです。

 

不定詞の名詞的用法3回目。

だんだん「動詞を名詞っぽく使う」のがわかってきたかな~。

 

 

 

名詞的用法の、不定詞が主語になるパターンと補語になるパターンは勉強したので、今日は目的語になるパターン。

 

 I like dogs.

 私はイヌが好きです。

 

dogs が like の目的語で SVO の第三文型。

 

「私はイヌと遊ぶことが好きです」って言ってみるよ。

 

 I like 

 私は好きです

 

何がかというと、イヌと遊ぶこと to play with dogs

 

 I like to play with dogs.

 私はイヌと遊ぶことが好きです

 

これも to play with dogs が目的語になってる、SVO の第三文型。

もう一つ、「私はウオークマンが欲しい」

 

 I want a WALKMAN.

 私はウオークマンが欲しい。

 

言い換えて「私はウオークマンを買うことが欲しい=買いたい」

 

 I want to buy a WALKMAN.

 

これ、知ってるでしょ? 

今まで自然に使ってた「want to 動詞の原形」っていうのはつまり

 to 不定詞を目的語にしてたってことなんだよ~。

 

to 不定詞を目的語にする動詞はこんなのがあるよ。

 want to  (~したい)

 ask to (~したいと頼む)

 hope to (~したい)

 like to (~するのが好き)

 begin to (~し始める)

 decide to (~すると決める)

 try to (試しに~する)

 need to  (~する必要がある)

 forget to (~するのを忘れる)

 promise to (~する約束をする)

 

こんなに覚えられない~って顔しないで。

 

共通点は「未来っぽい」ってこと。to 自体が前に進んでくイメージだから、これから起こること、っていうイメージだよ。

 

ところで、目的語Oがつく文型他はにもあるよね。例えばSVOC の第五文型。

これももちろん不定詞を目的語に取れるよ。

まずは普通の名詞で例文を作ると

 

 I found this book easy.  

 S V   O   C

 私はこの本が簡単だと気づいた。

 

この目的語Oの部分を「本を読むこと」にしてみよう。

 

 I found to read this book easy.

   S   V              O                C

 私はこの本を読むのが簡単だと気づいた。

 

ああ・・・また結論の easy が遠い・・・。

さてどうするんだっけ?

 

「形式主語と真の主語?」

 

正解。今回は主語じゃなくて、目的語だけど同じように、it で置き換えちゃう。

 

 I found it easy to read this book.

   S   V    O'  C             O

 

it を形式目的語、to read this book が真の目的語!

こういう形になる動詞はそんなに多くなくて、この find(foundは過去形)、make、think くらいを覚えておけばOK。

それぞれ例文を出すね。

 

 I think it difficult to pass the exam.

 私はその試験に受かるのは難しいと思います。

 

 I make it a point to drink a cup of coffee in the morning.

 私は朝に必ずコーヒーを飲むことにしている。

 (必ず~することにしているという決まり文句。make it a rule to ~という言い方もできる)


目的語はこんな感じかな?

 

さて、不定詞の名詞的用法、主語・補語・目的語の3つに分けて説明したけど、要するに「動詞を名詞っぽく使う」っていうこと。

 

次は、形容詞用法「動詞を形容詞っぽく使う」に続きます。

 

ではまた!