こんにちは、kekoです。

なんか怪しげなタイトルになってますが

今日は助動詞 may 「神から目線」で行きましょう!

 



may の用法は主に2つ。

 

①許可(してもよい)

②推量(かもしれない)

 

「え?許可と推量って、canと同じじゃん!」

 

覚えてたのね、かしこーい!

 

許可と推量。

何が違うかっていうと

canが「根拠に基づいた可能性」だったのに対し

mayは「神から目線」なのです。

 

早速行ってみよう!

 

①許可(してもよい)

同じ「~してもよい」という許可だとしても

 

 You can come in.

 You may come in.

 

では、受け取るニュアンスが違います。

canは根拠のある可能性
 You can come in.(状況が可能にしている)
 (スペースもあるしドアも開いてるし)入ってきていいよ

may は神から目線
 You may come in.(上から目線で許す)

 (私が許してあげるから)入ってきていいよ

 

という感じ。

 

会話文などでよく出てくる、お店の人のセリフ

 

 May I help you?

 

これも「何かお手伝いさせていただけますか?」という感じで

とても丁寧な表現になります。

 

あと、私世代だと耳にこびりついているであろう

ウイッキーさんのワンポイント英会話!

 

 May I have your name, please?

 お名前伺ってもよろしいですか?

 

かなり丁寧にへりくだっての聞き方です。

 

②推量(かもしれない)

これも can と may どちらもあるけど、

許可と同様に、

 

canは根拠のある可能性

 He can pass the Eiken Grade1.

(毎日勉強してたし、模擬試験もいい点数だったし)

 彼は英検1級に受かるかも。

 

may は神から目線

 He may pass the Eiken Grade1.

 (結果は神様にしかわからないけど)

 彼は英検一級に受かるかも。 

 

というニュアンスです。

 

さて、may の過去形 might。

can → could や will → would は

丁寧な言い方にするとか、仮定法を疑えだけでなく

単純な過去形としても使うことはできました。

 

でも、might については、

「かもしれなかった」のような意味で過去形として使うことはありません。

 

may よりももっと可能性の低い意味合いの推量として使われます。

 

 He might pass the Eiken Grade1.

 彼はもしかしたら英検一級に受かるかも・・・ね?

 

というような。ここに過去の意味はありません。

 

 

最後に、用法は主に許可と推量の2つと言いましたが、

これを忘れてはいけない!

 

 May the Force be with you.

 フォースと共にあらんことを

 

③祈願(~ですように)

 

 The Force may be with you.

 

という文章を倒置することによって、

より一層「(神様への)祈り」の度合いを高めています。

may は神から目線ですからね。

 

普段の生活で見かける文章の中にも

 

 May God bless you

 神のご加護を

 

 May all your wishes come true

 あなたの願い事がすべて叶いますように

 (クリスマスカードによく書いてあります)

 

なんていうのが出てきます。

 

さてさて、ウィッキーさんに STAR WARS、

中学生世代にはわけワカメ(これも死語)な話題が多い may でした!

 

今、気になって調べたら

ウィッキーさんがまだご健在なことが知れて嬉しかったです爆  笑

 

Have a nice day!