2011.6.27
ちゃんと更新します。
ですが、また休日の話題です。

一昨日の土曜、アメリカの大使館関係者とソフトボールの試合をしてまいりました。
こっちは日本大使館の方とJICAボランティアの混成チーム。
前々から、この企画の話はあったのですが、アメリカ側とのパイプ役の人が忙しかったこともあり、ようやく開催といったところ。
雨期と言うことで、天候および土の状況に懸念があったものの、日頃の行いのおかげでセーフ。
久しぶりに体を動かし、けっこう疲れが。。。
結果は11-7で負け。
でも、インターナショナルな感じで運動できて、楽しかったー。
次はアメリカ側がピースコー(アメリカの協力隊的なボランティア)の人たちを呼んでやる予定。
週末スポーツっていいよねー。

運動後はもちろん、一杯やりに。
こちらもインターナショナル。かなり久しぶりの英語を使う機会で、フランス語と混ざりつつ、会話。
混ざってしまううちは、フランス語も英語もまだまだなんだなーって再確認。
フランス語はもちろんだが、英語ももっと鍛えなくちゃなーって痛感。
まぁそんなん関係なく、楽しく飲みましたよ。
週末にバスケをしてるアメリカ人の友達もでき、次はバスケで国際交流を、と息巻いております。

そんな感じで、またも充実した休日を過ごさせていただきました。

では、ごきげんよう。

$Arrêtez vos bêtise!!
2011.6.25
前にちょろっと触れたが、僕は引っ越した。
今回は、その真相を明かしたいと思う所存でございます。

原因は水。
何度か触れているが、前の家の水供給がちょっと変わってまして。。。
詳細はこちら
もしくはこちらを参照。
前回、水がまた壊れたーと騒いでおりましたが、実はそれ以降、元我が家から水が出ることはありませんでした。。。

水をくみ上げてるポンプが完全にお逝きなられ、新品と交換する以外の術がなくなりました。
じゃあ交換すればいいじゃないか、とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、そう簡単にはいきませんよ?
新品に交換すると、20万FCFA(フランセーファー、ベナンの通貨)=約4万円ほどかかると。
それを誰を出すのか、それが問題です。
大家?僕?それともJICAベナン事務所?
大家はベナン人、出すわけもなく。
僕はというと、安月給なもので、そんな大金払えません。(実際は給料はもらっていませんよ。)
んで、大家が見積もりとって(勝手に)、事務所に払えと。
しかし、そこは政府関連団体、はいどうぞと簡単にお金は出ません。
しっかりと原因および最善の対応を検討。
それをした結果、まず今後も隊員が使っていくと考えたときに、今回新品に変えてもまた壊れる可能性が大いにある。
よって、今のシステムをやめ、他のお宅と同じように水道局の水を引っ張ってくることに。
しかーし、大家が首を縦に振らない。
実は、昔は水道局の水を使っていたそうな。でも、前に住んでいたベナン人がその水道代を払わずに出て行ってしまったため、それを払わないとまた使い始めることができないと。
それで、大家はそれを払う気はないと。
事務所ももちろん払う理由がありません。僕ももちろんない。
今、思うと「僕が払います!!」と勇気を持って言えば良かったかと。

そこで、事務所の出した最善の対応は「引っ越し」ということに。

以上がコトの顛末でございます。

まぁ水っていうのは当たり前だけど必要。
2週間くらいの停電と断水を両方経験して、やっぱり水がない方がしんどいと実感。
シャワー浴びれないなんて、どうでもいい。雨で十分。(実は雨で体を洗おうとして、失敗しましたが)
飲み水?そんなん買えます。(飲み水を確保できるところだからですが)
トイレを流せない。これが一番きつい。
今まで考えたことなかったけど、トイレを流すのにはかなりの量の水が必要。
水がない間ずっと、ベナン人の家から水をもらっていたので、おいそれと水を使うことはできなかった。
なので、ある程度、モノを溜めて流す。
液体の方だけで流すなんて、もったいない。
しっかりと固体の方を溜めて流さないといけませんよ。
たぶんね、日本だったら異臭騒ぎですよ、奥さん。
日本なら、公共施設のトイレを使えばいいんですけどね。ここはベナン。
そんなもんはない。てか、そもそも日本以外に公共施設にしっかりトイレがあって、しかも無料で使える国なんて、僕は知りませんよ。
親切に公園にまでありますからね。
さすが日本、あっぱれと僕は言いたいですよ。

ということで、水の大切さを体(特に鼻)で感じたわけです。
なかなか面白い体験でした。もう勘弁だが。

では、ごきげんよう。
2011/6/24
前回の更新から、早1ヶ月。気がつけば、完全に雨期に突入しているベナン。
少々、サボりすぎたと自省中。
活動というよりも、プライベートでいろいろ忙しかった6月。
ということで、面倒臭がりな僕はこの6月をダイジェストでお送りしようと思います。

①アフリカカップ予選 ベナンvsコートジボワール@コトヌー
このイベントの少ない国ベナンでなかなかおもしろうそうなイベントがあった。
サッカーの代表戦である。しかも相手はコートジ。
そう、ドログバです。ドログバを見るために行ったようなもん。
ベナン代表?そんなもんは知ったこっちゃない。
だって、誰1人知らないんだもの。
結果は2-6となかなか残念なもの。
$Arrêtez vos bêtise!!

でも、ドログバの得点シーンを見れた僕は満足です。
ベナン代表は弱かった。。。でも、前半0-3だったのを後半のはじめの方で、2-3にした時はなかなかアツい展開だった。ただ、そっからさらに3点取られたんだけども。。。
久しぶりにビール飲みながら、スポーツ観戦できて楽しい休日でした。

両チーム整列
$Arrêtez vos bêtise!!

両チーム整列②
$Arrêtez vos bêtise!!

キックオフ
$Arrêtez vos bêtise!!

名も知れぬベナン人のPK
$Arrêtez vos bêtise!!

ドログバのPK
$Arrêtez vos bêtise!!


②21-1送別会@コトヌー
同じ協力隊の21年度1次隊の先輩のみなさまの送別会があった。
同じ任地の先輩も帰国。いろいろお世話になりました。しかも、同郷の秋田県出身の方。
帰国後のますますのご活躍を祈念しております。
久しぶりに同期とも相見え、またまた良い休日でした。

③BBQ@コトヌー
協力隊ではないが、ここベナンにいらっしゃる日本人のお宅でBBQ。
到着が遅くなってしまい、女性がみんな帰ってしまっていたが、男だけで盛り上がる。
やはり肉を焼いて、食えば、うまい。誰がなんと言おうとうまい。
そして、やはり良い休日だった。

主にこんな感じで、週末を過ごしていました。
すごく充実した週末でした。

さて、平日は?
ごめんなさい。特記するようなことはなかったです。
6月に入り、学校がバカンスに入り、活動が停滞時期に入り、、、
というわけで、なかなかダラけております。なんかいつもダラケテルって思われていそうですが。
この活動があまりないというのも、それはそれできついんですね。
来週からはなんとか忙しくなる予定ですが。
8月にスポーツの全国大会があり、現在ポルトノボの選抜チーム(もちろんバスケ)のアシスタントコーチをしております。その練習が本格的に始まるので、忙しくなるだろうと。
ただ、その活動は僕の本当のミッションからは逸脱したものなので、何とも言えませんが、何もないのでしょうがなかろうと自分に言い聞かせている次第。

あ、そういえばとても大事なことを忘れてた。
この1ヶ月で、K-POPにハマりました。
専門は少女時代です。

またまとなりのない文章で、すいません。

では、ごきげんよう。
2011.5.24 

久しぶりの更新。
この久しぶりの間に、今の家を引っ越すことになってしまった。
2年間、ここに住むのかーっと思った入居日の思い出はもはや無かったことに。
詳しくはまた後日、完全に引っ越ししたら、記述しようと。

では、本日の本題に。
ここベナンは、良くも悪くも自己主張をしっかりする国。
しかし、それが過度なものだったり、自分勝手なものだったり、全く論理的なものでなかったりというのが多々ある。
それでも彼らは今日も自己主張する。
それが、自己主張ができないこの日本人をよく困らせてくれる。
今日は、僕がたまたま年度の途中から担当することになったクラスの最後の授業ということで、残っていたテストを一つやった。
全部終わって、3項目あったテストの点数を全員に伝えた。
(日本ではあり得ないけど、ここでは全員の前で全員のテストの結果を発表する。その発表も任意ではあるけれど、ほとんどの先生はやっているようである。)

そこからが本日の修羅場。
点数に納得できない生徒たちが僕のもとに押し寄せてくる!!
瞬く間に囲まれる僕。
後ろにはコンクリートの壁。
このままケンカになったら、やられるなって思った。
相手はベナン人の中学生。。。
日本人の中学生にボコられるよりは、まだかっこ悪くないか。
そんなことを考えながら、それぞれに説明。
しかし、そんな説明を聞き入れるわけも無く、それぞれ自分勝手なことを言ってくる。
中には泣き出す子も。

普通、ベナン人の先生だったらこんなことは起こらない。
基本的に、ベナン人の子どもは大人にそんなに反抗しない。
あまりに反抗すると叩かれるからだ。
でも、僕は日本人で、授業で怒らない、叩かない、フランス語ができない、無口。
これだけ条件が揃えば、彼らも大人である僕に反旗を翻すわけだ。

こういうことは日本ではないけど、自分の評価に対して、自分の考えを言うという姿勢は個人的には良いと思う。
ここでの問題は、その中身。
論理的ではなく、Ce n'est pas bon(良くない)とか il faut me donner plus(自分にもっと点数をくれ)とかTu as tort(君は間違ってる)とか、こんなことばかり言う。
肝心の何が良くないのか、なぜ点数をあげなければならないのか、どこが間違ってるのかという部分が抜けている。
もちろん、なんとか説明しようとしてくるが、残念ながら論理性がないし、うそもつく。
Grimpéといって、綱を登る種目があるのだが、登りきって一番上にタッチすることが第一の目的。
それを、私はタッチしたと主張してくる子どもが多数。
でも、彼らはもれなくタッチしていない。証拠として、僕のノートに結果がしっかり書かれている。
到達点も1/3や1/2とちゃんと書いてた。
それでも、私はタッチしたとしか言わない。
話し合いや交渉にならないので、相手が納得しなくても切らなくてはいけない。
いつまで経っても、解決しないので。
1/3くらいしか登ってない子でも、平気でタッチしたと言ってくる。
どういう神経してるんだとある意味、感心する。
この半分くらいの神経の太さは見習いたいものだ。

自分の反省をすると、フランス語の能力が今回の問題に大きく影響してると思う。
もっとうまく説明できなきゃいけないし、子どもたちをうまくコントロールしなきゃいけない。
さらに言えば、テストをやる前に明確な評価基準を子どもたちと共有すべきだったと思う。
でも、今の僕にそれを完璧にできるほどのフランス語の力はない。
まじめにフランス語やろうと決心。(これが何回目の決心なのだろうか。。。)

そんなこんなで、異文化との衝突を経験させてもらっている。
ここの子どもたちは良くも悪くもまっすぐ。
不満や納得できないことがあれば、その場で言ってくれる。
日本の子どもみたく、裏で教師への不平不満を言うことは少ない。(と思ってる。実際は不明。)
この先、ベナンが発展していっても、このまっすぐさは残ってほしいな。

では、ごきげんよう。
2011.5.2

気がつけば、5月。配属から2ヶ月たってしまった。
この2ヶ月の成果はゼロと言っても過言ではない。
仕事してるよりアニメ見てる時間の方が長いのではないかという容疑もかけられている。
特に先々週と先週は、学校が休みだったため、やることが無さすぎた。

5月に入ったことだし、気持ちを入れ替えてっと臨んだ今日。
停電&水切れ。。。
あんなにあったやる気が無に。

先週末くらいから、ポルトノボでは停電が多発。どうやらポルトノボ中の電線を交換しているらしい。
おそらく、1、2週間はこの停電多発状態が続くとの見解を先輩隊員から頂いた。
1日数時間電気が復旧する時間があるので、その時は家中のコンセントに片っ端から充電系機器を接続。
まぁ、PCと携帯とiPhoneくらいしかないけど。あと、電子辞書の充電池。

さらっと、フランス語勉強してますよアピールしたところで、水切れの話題に。
(実際、モチベーションが下がってて、あんまりしてません)

こっちがやっかい。
前にもブログで言及したけど、うちの水供給システムは以下のよう。
地下水をポンプでくみ上げる→タンクにためる→水を使用→タンクが空になる→水をくみ上げる
電気を使ってポンプを動かしているので、他の家が断水でも、うちは大丈夫。
っていうのがうちの一番の魅力のはずなのだが。
今日、停電中に水が切れ、やばいなーってなってたら、運良くすぐ電気が戻る。
すぐさま、ポンプを動かすためのスイッチをオン。
いつもなら、管を水が流れる音がするのだが、無音。
蛇口ひねっても、無水。
この後、自分ができる全ての策を講じたが、無音、無水の負の連鎖は断ち切れず。
修理の人呼ぶも、ポンプあるとこへの鍵は大家しか持ってない。
大家はコトヌー。
死亡。。。

また、水なし生活が始まりました。
今度は何日続くかなー。水がないのも厄介だが、ベナン人とのやりとりもやっかい。
約束の時間に来ない、来ても忘れ物してすぐ帰る、で、戻ってこないなど。
特に鍵を持ってる大家がやっかい。基本的にオレからの電話はシカト。
出ても、話の途中で切る。現時点で、今まで会ったベナン人で一番性悪。
まぁ、自分のフランス語の力が足りないことが、彼の対応につながってるのだが。
ベナン人とのやりとりで、パワー奪われるわ、時間奪われるわで、前のときは1週間もまともに活動できなかった。

今回は前回の経験を生かし、活動を優先させながら、気長に適当に待ちます。
直ったら、いいなーくらいでいるのがベスト。
不便な生活で、若干痩せるんじゃないかっていう淡い期待と共に、今週もマイペースに行こう。


では、ごきげんよう。