むしろ、ワクチンによって子どもの死亡率が下がると、長期的には出生率が下がる傾向がある(「子どもが生き延びる安心感から、産む数を減らす」)という人口学の知見はあります。これは「ワクチンが人口を減らすために作られた」という意味では全くありません。
1. 多産多死(昔の状態)
2. 死亡率が先に低下 → 人口が急増(人口ボーナス期)
3. その後、出生率も低下 → 人口増加が止まり、やがて減少へ
日本・韓国・中国・欧州の多くの国・台湾などが、このパターンをたどっています。
経済発展・教育水準の向上・都市化が進むと、ほぼ例外なく出生率が置換水準(約2.1)を下回るようになります。
政策(子育て支援の充実、移民政策など)によって減少のスピードを緩めたり、ある程度回復させたりすることは可能です。ただし、出生率を2.1近くまで戻すのは、先進国では極めて難しいのが現状です。