無国籍な街にある古い喫茶店

 

道の向こう側は米軍基地

 

喫茶店にはお洒落なおばあさんが住んでいて、喫茶店兼リビング(炬燵とソファとテーブルとカウンター席がある)、キッチン、ベッドルーム、トイレ、古い家具や手作りの布カバーやカーテンなど、全て使い込まれていて味があってセンスがよくて可愛い

 

わたしはリビングの炬燵に潜り込んで、まだ帰りたくないと思っている

 

 

そこへドアが開いて、子供連れの女性が入って来ました

 

お洒落なおばあさんが『もう帰るのかい?』と聞くと、『そう、だから最後にコーラが飲みたくて』と言ってコーラを2つ頼みました

 

 

基地に棲んでいる人だな…と思っていると、友人(10代の頃の親友)から『帰るよ』と声をかけられた

 

わかった!と元気に答えるけれど、動かない

 

友人は帰る準備を始めている

 

炬燵の布団の柄がオレンジ色の灯りの薄暗い部屋に馴染んでいて、この部屋の何もかもが好きだなぁと思っている

 

『トイレに行ってくる』

 

やっと炬燵から出て、右奥の廊下を歩いていく

 

トイレは白くて明るい

 

そこでもわたしはぐずぐずしていた

 

どちらにしても帰らなくてはいけない

 

帰りたくない…帰りたくない…と思いながら、そこで目が醒めました

 

 

目が醒めてからずっと夢の中に帰りたくて仕方ない