『デジタル時計とアナログ時計』

諸君。君たちはデジタル時計とアナログ時計、どちらがお好みかな。

時計好きなイデスラーはどちらも好きなのだが、強いて言えば

『アナログ』だろうか。

秒以下の計測が必要な場合、読み取りミスのないデジタルが

圧倒的に優位なのだが、残り時間の計測には回転べゼルの

付いたアナログ式が視覚に直に訴えてくるので読み取り易い。

しかし、両者とも時計を逆読みカウントダウンすると、何だか

時間に使われている感覚に陥り、少し面白くない。

そこで登場するのが『アナログ２針式』だ。

こいつには、セセコマと動き続ける『秒針』がないのだ。

瞬間的には動きが見えない。

つまり、時間の動きが瞬時には判らず、時間に追いやられて

いる感がないのだ。

残り時間がいつも迫ってくる秒針の煩わしさがないのだ。

時計でありながら、時の束縛から解放される。

なんと素晴らしい事か。

時間に使われず、自ら時間を使っている。

この感覚は何ともいえない上質なものだ。

ぜひ諸君にも体験してもらいたい。

デジタル時計とアナログ時計どっちが好き？

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