イ帳のフキダシ -13ページ目

イ帳のフキダシ

話半分でお楽しみ下さい

いつの頃からか部屋の茶箪笥に小さい織田信長を住まわせている。

 

秋も深まるある日、わたくしは信長様を鞄に入れてでかけました。

 

 

 

 

やい、その方め、またこの儂を鞄に入れて、ややっ、夢の超特急だな、あいすを買ってくれ。

 

 

お館様、ビジネス旅行なので目立たないようにしてくださいませ。

あ、車内販売はなくなりました。(悲しい。っていうほど乗ってないので、悲しい。)

お館様、わたくしこの度比叡山に行くことになりました。

 

 

何、その方のくせに修行か。

 

 

お館様が焼いちゃったとこです。

 

 

何、やったのは儂ではない。

 

 

そりゃ、実行犯は明智様って言われてますけど、お館様、やっぱりちゃんと謝ったほうがいいんじゃないですか?

 

 

フン!恨むならキンカンを恨め。

 

 

あらまあ、知りませんよ、持って行かれても。

 

 

何、どういうことだ。

 

 

皆さん一丸となって調伏に掛かるかもしれません。

 

 

む、フハハハハ、そんなものこの儂には効かぬ、フ、フハハハハ、

 

 

あら?あら、ほら、ほら、ちょっと怖くなってきたんじゃありませんか?やっぱり謝ったほうがいいですよ、お館様、あっ、消えた。

 

 

 

 

 

 

ビジネス旅行で京都→滋賀へ行きました。

なんでこんな混んでる時期に混んでるとこ行くんだろ。

この先も余程のことがない限りすいてるときなんかないだろうから、行けるだけいいか。

しかし、まず、東京駅の新幹線改札が激混みです。

普通に混んでる上に紙の切符の人とチケットレスの人が混在しているせいか自動改札がいちいち引っ掛かる。なんだろ、このスマートじゃない感じ。

京都駅の出口も激混みです。

 

 

ビジネス旅行なので時間がない。

自由行動という名の昼食場所までの移動である。

 

 

南禅寺

の前

天気は良かった。

 

 

水路閣

のそば

 

よそ様が入らないように撮るのが大変

 

 

でも、化け猫をセッティングしてると結構よけてくれる。笑

 

 

 

 

歩いて移動

 

 

 

動物園

の脇

 

 

 

 

昼食後、比叡山へ。

やっぱり激混みだし、まったく時間がなくかけ足で見学し写真もなし。

でも、よそ様が撮った写真がいくらでもネットに上がってるだろ。

 

 

 

 

途中、琵琶湖が見える展望台にとまる。

 
お館様、琵琶湖が見えますよ。ねえ、ほんとならあのへんに安土城がありましたのにねえ、残念ですねえ、お館様、安土城がありましたのにねえ、焼けちゃって残念ですねえ、お館様、ねえ、
 
 
…(歯軋り)(いじめだ)
 
 
 
 
 
琵琶湖の見える温泉で一泊
 
 
 
 
翌日はこの旅のメインアクティビティ
庚申山広徳寺参拝
 

 

 

 

 

 

 

 

庚申山麓に籐左衛門という貧農が住んでおり、生計が苦しく郷を離れる決心をしたが、本尊を深く信仰していたのでおすがりする決心をし、文禄2年(1593)正月廣徳寺にこもり、断食し家運の隆盛を祈願したところ、 17日の満願の夜、銅に亜鉛を混ぜる合金の法を伝授された。慶長4年(1599)籐左衛門は京都に上がり、冶工となってその鋳法を試みた処、黄金色の光沢をした合金を得ることに成功しました。これが我国における真鍮精練の始まりと言われます。     ホームページより
 

 
 
文禄-慶長てことは、あら、ちょうど太閤様の朝鮮侵攻のころだわね。(信長様:うむ、悪いな、あのハゲネズミ、←人のこと言えない。魔王のくせに。)
日本て、銅は結構昔からちょこちょこ採れたけど、亜鉛は採れたんだっけ?
亜鉛の精錬は明治までやってないって聞いたけど、
 
検索
 
亜鉛鉱石は採れなくもない。けど、やっぱり採掘精錬は明治大正から。
じゃあ、輸入?江戸時代なら輸入の記録があると聞いた。
 
 
この籐左衛門とやらは何処から原料を手に入れたのか?
仏が掌から湧かしてくれたとは言わせません。科学の子だから。南無阿弥陀仏
掌から金色のナニカが湧いてくるのなかったっけ?あ、カオナシか。
 
 
確か前に科学博物館の研究員トークで聞いたのは、
江戸時代になると文字記録がまあまああるけど、真鍮を溶かしたっぽい道具とか作業場跡とかはもっと前のものがちらほらあるから、
 
パターン1
真鍮そのものを輸入
古墳からも真鍮製品が出てるくらいだから別に不思議はない
 
パターン2
銅は日本で採って亜鉛を輸入
別に不思議はない
 
パターン3
銅は日本で採って、銅を掘ってると亜鉛鉱石も出ることがあるからそれを使った
できなくはないけど
 
って感じだったかな。

 

 


お勉強になったとこで、

 

じゃあ、顔ハメにハマって、

 

 

忍びの方にご挨拶して、

 

 

 

 

近江八幡へ移動します。

 

例によって時間がないので、自由行動という名の昼食場所からバスまでの移動である。

 

 

 

 

前にも行ったお店で佃煮と海老豆と赤こんにゃく買いました。

おばあちゃんもそろばんも元気でした。

前と時期が違うからお魚の種類が違います。

「うろり=ごりの小さいの」は初夏から秋の琵琶湖の味覚だそうですが、漁獲量は減っていて近頃はまあまあ高級品だとか。実山椒を効かせて甘しょっぱく炊いたやつ。

 

餅とあめ煮と牛しぐれは宿の売店で買いました。

 

 

信長様:その方、ごはんがすすむやつばかりではないか。(うれしそう)

 

 

ところで、わたくしこの頃、お魚食べすぎないように気を付けている。

続けて食べないように、くらいだけど。

昔、うちのおばあちゃんにお魚の脂は体に良いから、と言われてずっと信じていたのだが、どうもそうでもないらしい。

そうでもないっていうか。

ていうか、他にモノがない時代だったからそこは目をつぶって、って感じだったんでしょうかね。




信長様:赤こんにゃくは細切りにして鍋で炒ってな、味噌をたっぷり絡めるのだ。


わたくし:はいはい、