実は怖い動物… | 死期のエッセイ

死期のエッセイ

毎日が瀬戸際、土俵際。
大塚カツヤの個人スポンサー獲得までの道。

動物は言葉が話せないので、見かけに騙されて失敗してしまうことがあります。

「かわいい」と思わせるのは

観光する人間からエサを与えてもらうために発達した動物たちの特質であり

そうでなければ縄張りから出て行ってほしいと願っている動物が大半です。


これから紹介するのは、一般に「かわいい」と思われていますが
実は恐るべき獰猛であり、ひとつ間違えれば命を落とすんだよ


カバ



『ここがかわいい!』

カバというのはとてもかわいいと思われています。

なぜ「かわいい」のか、定義があるとするならば
あのディズニーの描く赤ちゃんスタイルのかわいい定義にぴったりと当てはまっているからです。


・大きな頭
・小さな耳
・広い額
・目の位置が低い
・首がない
・ぽこっと出たお腹
・太い足
・短くて細くない腕
・小さな指
・長くカーブした体

と、こんな風に続いていきますが

カバの見た目はまさにこれが当てはまります。

いかにもどんくさそうで、のんびりしていて
近づいていってもいじわるしそうにもありません。


『とにかく逃げる理由』


一言でいうと、カバは人を殺します。

自然界には縄張り意識というものがあります。
このボーリングのピンほどの歯を持ち
2トンもの動物の縄張りに侵入した場合どうなるかと言うと


1.それをよく頭に叩き込んでカバには近づかない

2.それを無視して、カバの餌食になり無残に殺される


この2つしかありません。事実としてアフリカ大陸では
年間でカバに殺される人数は他のどの動物に殺される数より多いのです。




上の写真は楽しいコメディ漫画ではありません。


彼は非常によく慣れた自然公園の係員で
それでも100m全力疾走の末、命からがら逃げおおせたのです。


巨大で恐ろしいワニや、危険で獰猛な毒蛇に挑んできたような人でも
カバを怖がるほどです。


河で静かにじっとしているイメージですが、彼らの瞬発力は強烈で
思いもよらぬスピードで河からいきなり飛びかかってきて殺されてしまうケースが多いのです。


カモノハシ

 
『ここがかわいい!』


最初に発見されたとき
生物学者たちはこんなでたらめで

間抜けな動物がいるはずがないと、インチキ扱いしたほどです。

この小さな目、毛に覆われた平らな体、ビーバーのような尾に、カワウソのような足を持っています。


ふわふわしていて、かわいい以外のなにものでもありません。
さらにこのアヒルのようなくちばしは哺乳類とは思えない不思議さを醸し出しています。


くちばしには生態電流を感知できる神経が通り

沈泥している獲物を見つけることができます。

いわゆるアヒルのくちばしがついた哺乳類なのです。
その子どもはさらにかわいらしくて「パグル」と呼ばれています。

さらに不思議なのは哺乳類でありながら卵を産むことです。


『とにかく逃げる理由』


オスが毒持ちです。

それも猛毒。


水掻きをする後肢の蹴爪から毒を分泌するのです。
この毒が、また非常に猛毒で、報告によると

人間にも致命傷を与える量を分泌
即、緊急治療室行き、何日も何ヶ月も痛みが徐々に増していくという

恐ろしい毒なんだそうです。


ディンゴ



『ここがかわいい!』

このかわいらしさに説明はいらないと思います。


普通の子犬以上のかわいさです。この子犬を見た時点では
普通の犬を想像してしまいます。


『とにかく逃げる理由』


しかしながらディンゴはオーストラリアの野犬です。

この野生の犬(時に狼と呼ばれる)というのは飼い犬と大きな違いがあり
全く行動に予測がつきません。

凶暴で人間に懐かず非常に危険です。

特性として群れて行動し、利口なプレデターなのです。
ディンゴたちにとって公正な戦いというものはなく数で勝つというのにほかなりません。
キャンプ中に子供が攻撃されるなどの報告も出ています。


人類は野生の犬をペットにするのに7000年の歴史を経ています。
ディンゴをペットの犬と勘違いしてはいけません。


イルカ



『ここがかわいい!』

イルカはかわいいに決まっています。

獰猛な動物の中に入れるなんてとんでもありません。
人間を助けるといわれる哺乳類として大人気のイルカです。


2年に1度の割合で、海に迷うダイバーがイルカに助けられています。

2004年11月にはニュージーランドで3人の水難救助員を

イルカたちが団結して助けたという報告がなされています。

会話が可能で、尾ひれでサーフィンをしたり

ジャンプしてコミュニケーションがとれます。
アメリカの女の子の間ではイルカのタトゥーが人気なほどです。


『とにかく逃げる理由』

イルカは実は性欲が強いスリルキラーで知られています。


いったいどういう意味かと言うと、過去17年の間に、海洋生物学者たちは
時々砂浜に打ち上げられるイルカの赤ちゃんの死体に注目してきました。


死体はどれもずたずたにされているのです。
生物の世界では、幼児殺しが問題になるのは人間の社会だけで
イルカもオスなどは赤ちゃんを見つけては殴り殺してしまい
そのあと特に理由もなく死体を弄ぶのです。
ここまでは科学の一環として知られてるに過ぎません。


しかしイルカは非常に性欲が強く、1994年には人間の女性に惚れたオスのイルカが
その女性に近づく男性二人に襲い掛かり、そのうちの一人を殺してしまったのです。
もちろん男性が酔っ払っていたということ、

イルカにちょっかいをかけていたという理由もありましたが。


チンパンジー



『ここがかわいい!』

チンパンジーは実際にはまるで人間のようです。


むしろ人間より様々な経験をしているチンパンジーもいて、ジェット機を飛ばすことから
大統領のベッドで寝ることまで、全てのパフォーマンスをしているほどです。

どんなアクションスターの横においても、こちらを大笑いさせてくれ
スターを完全に出し抜いてくれます。

あの歯を見せてニヤリとする顔はどこに行っても愛されています。


『とにかく逃げる理由』

しかし例えば上の写真のようなそのニヤリとした顔は実は笑顔ではなかったりします。

これは彼の縄張りを侵しているということを伝えようとしている仕草です。
そしてチンパンジーのこのサインを理解できないと
彼らは喜んで次の段階へと進んでくれます。


非常に強い力を持ったその長い腕を振り上げ

髪の毛を掴みそのまま頭を何かに打ち付けてくれます。

もちろんその間、おたけび声をあげて仲間を呼び、その暴力につき合わせます。
そしてそのあと糞を浴びせてきます。
まるで部族の儀式のようですが

チンパンジーはその儀式でいけにえが死のうと気にしません。

上の動画はもう何年もバナナを持ってきてくれる動物学者に

チンパンジーが攻撃する映像です。
これがバナナを持ってもいない普通の人なら
もっと早くに命はなくなってるであろうと物語っています。


さらに、過去50年間に、人間の赤ちゃんが

チンパンジーに食べられるというケースが4件報告されています。
母親の腕から誘拐し、森へ連れ去られてしまいむさぼり食われたのです。
チンパンジーにかわいい洋服を着せている場合ではないかもしれません。

どちらにしても、野生の動物を相手にするときは
アニメや漫画で学んだ動物のイメージを忘れてしまうことは大事です。
死と引き換えに。


ちなみにチンパンジーと闘うシュミレーションしてるけど
森の中では勝てない。
握力200キロあるからね。