2007年に書いた過去日記を残しておこうと思う。

まるで割れたガラスを力強く足踏みするような鈍い痛みが体の中心に突き刺さって、心がガリガリと砕ける音がする。

アイデンティティを見失うような激しい音楽を聴いているわけでもない。私にも判らない。
喉の奥が焼けるようで、頭の中がゆっくりと腐っていくような、そんな感じ。

この地球上に存在する一つの生命体として私には存在する意味も理由がなくて、きっと私の細胞もそれを悟って、そのうち分裂することもやめてしまうような気がする。

ご飯も２日にいっぺんくらいしか喉を通らない。
どうしてこの腕や足が、まるで普通の人間のように当たり前に動いているのだろう。


もしかすると行けるかもしれないと、ギリギリまで断れなかった海へも結局は行けなかった。
砂浜ではしゃぐ、今まさに撮れたばかりであろうハイテンションな写メールを貰って、それを眼にうつした私は、「あほやな～」って、「あはは」って悲鳴のような爆笑をして、そしてふと我に返った。
「行かなくて良かった･･･」
友達の優しさを肌で感じながらも、この中に入る自分を想像できなくて。
明るく振舞う辛い自分を想像してしまった。

これ以上私が私を演じないといけないのなら、きっと私は崩壊してしまう。


少し痩せてしまった私も、素直じゃない私も、私を構成する細胞も全てがどうしようもなく嫌で･･･どうしても愛することができいから、誰か代わりに愛してくださいっていつもいつも訴えてるの。

答えがあるとしたならそれがどういうことなのか判っているはずなのに。