→前編


私は感じていた。
もうこの人と仲良くやっていくという道は捨てようと。

だけど今朝は、どう接したら一番良いのか、分からずにいた。

旦那は、「そんなんキレたらええねん」と言う。

だけど、私はできるだけ穏便に、そして自分も相手も一番傷付かない方法を取れたらと思う。

私は自分を曲げたくないし、相手も傷付けたくない。

それにはまず、自分から話しかけるのはやめようと思った。
私は今まで、一生懸命自分を合わせて、一生懸命その人を持ち上げてきた。

もしかしたら、それだから好かれていたのかもしれない。

だけど、それはある意味、その人をのさばらせている。
裸の王様にしている。

少しは気付くべきだと思うし、それに私はこれ以上仲良くはしないと思った。

今日も、何度か話しかけられたが、適当に笑ってかわして、それ以上は特に何も言わなかった。

その方がストレスが溜まらないと感じた。


怒りは溜めてはいけない。
怒りを溜めると、最後にはキレてしまうということを、私は知っている。


そして、人を嫌いになる、苦手になるということは、同時に誰かを好きになれるということだ。

私が誰かを嫌いになれば、同時に私は誰かを好きになれる。
そして、その好きな友達を尊重できる。

それって素晴らしいことだと思う。
輝かしいことだと思う。


今まで、嫌いになることを避けて生きてきたから、過呼吸が起こって初めて、気付いたこともあった。

そこまで我慢する必要はなかった。

私は私が正しいと思えたらいい。
私は好かれる為に、誰かを傷付けない為に、無理して自分を曲げて生きる必要はない。




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