混沌
僕は、自己卑下と自己嫌悪の塊みたいな生き物だ。
今日も近所の京大生が、初心者マークの貼った車を乗り回してるのを見て、それ以来気分が良くない
自分は浪人生で、バイト先まで自転車で通ってる
この差は一体なんなのだろうか
自分と彼との間に 差があるからといって それを自分のものさしで測ってどうしようというのか
でも、真夏のあのむんむんとしたコンクリートの上に 無心のまま大の字になって もう頑なに何も考えたくないと思った
あの感情は本物だった
いつも自分と比べてしまう
そんな毎日じゃあ疲れないかい?
永遠の病気なんだと思う 死ぬまで持っていっちゃうかもしれない
人生順風満帆に行ってたって、人間いつどうなるかわからない
それは、どんな人間だってそう
遠回りして良かったと思える日がいつか来るかもしれない
遠回りした方が、人間は成長するんだよ
自信が付けば、誰の前に出ても、何一つ引けを取らないような
そんな人間になれれば、今の性格は治るのだろうか
お金持ちになったとしても 結婚したとしても
この自己卑下と自己嫌悪の塊みたいな自分は
一生モノではないだろうか