愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -2ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

先日、「入れ歯があたって痛いがみてもらえないか?」という電話がありました。以前から車椅子でいらしてくださっていた患者様でしたが、この暑さですし体力も使うのでということでした


お伺いすると、下の入れ歯があたって痛いとのことで、微調整で済んだのでよかったのですが、診療所と違ってご自宅なので「試しに何か食べてみましょうか」ということになり、ちょうどお好きなお菓子があったので「どこも痛くない」とおいしく食べて頂けました


訪問診療はそんなやりとりもあって、診療所での治療とはまた違った感じで新鮮です


よろこんで頂けると、できるかぎり対応したいと思います





今、糖尿病と歯周病との関わりについて、もっと密に意見交換をしていこうという動きが医科と歯科との間で高まっています

糖尿病の合併症として、腎症、網膜症などに加えて歯周病が6番目の合併症として重要視されています



要因としては、唾液が出なくなって口の中が唾液による自浄作用ができなくなったためです

また、感染に対して抵抗力が低下したことです

ほかに、血液障害やコラーゲン繊維を作り出す機能の低下などがあげられるため、口のまわりだけのお話ではなくなってきます


医科の先生、看護師さんは糖尿病について2週間コースで教室を開いたり個別栄養指導、個別運動指導など様々な取組みをしておられます


そこで、やはり患者様に理解してもらうというか、実感してもらうことがとても大切であるとのことから「自分のからだにおきていること」として


神経障害により足の感覚が変わっていることを、フットケアを自身ですることで実感してもらっているそうです


このようなことは、歯周病と関係なさそうにみえても要因を考えると立派な歯周病に対する処置といえます


年をとるごとに、歯周病に限らずあらゆる病気に対して改善していくには、体全体をみつめ考慮していく必要があるでしょう




「歯の神経をとると、歯がよわくなりませんか?」という質問をうけます


長く放置したお口の中で、抜けた歯の部分をブリッジにしたい時、その両サイドの支えに使う歯が上下の歯並びをくずしてしまうほどずれてしまっている場合があります

例えば、下の歯が、上下の歯並びのラインを突き出して上の歯並びと交差してしまっている時、歯並びのラインを確保しながらブリッジを作るため突き出した部分を大幅に削るため神経の部屋までいってしまう場合があります


ここで、神経を取り、歯並びのラインを作り、他の歯に負担のかからぬようなブリッジをいれます


この神経を取ることを「便宜抜髄(ベンギバツズイ)」といいます
文字通り、ブリッジのためにベンギを図るということです


ここで、「健康な神経をとってしまって大丈夫なの?」という疑問が生まれます



確かに、神経をとると歯は弱くなります

では、それがこれからたくさん飲んだり食べたりすることに、多大な影響を及ぼすかといわれると病気で神経をとってほどこしたブリッジもいくつもあるわけで、経験上、それによって問題が多発したという印象は全くありません
虫歯になりやすくなったということも考えられません


これは何本も経験した結果からの結論ですが


歯がよわくなって割れたという症例で、最も感じるのはやはり年齢です
歯自体だけでなく、周りの骨が硬くなったり歯根膜が老化したりして噛む力が吸収されず、ダイレクトに歯に力がかかったり

もともと噛む力が強くて年齢とともにそのような症状がでてしまったり


毎日、氷をバリバリする癖があったり、硬いものを1回だけ「ガチン!」と噛んでしまったりと様々あります


神経のない歯ばかりが割れてくるかといえばそうでもなく、神経のある歯も割れる時は、割れます




年齢30代でこのような症例があって、歯が割れたというようなことが起きたことはほとんどなく、あったとしても元々アスリートの方とか噛む力が強く、他の歯にもヒビがはいっていると徴候がみられる方です



それでも、年齢が高くなったとしても稀なことですし、確実に神経をとったから割れたという症例はみた事はありませんので安心していただいていいと思われます