愛知県犬山市の歯科~石井歯科室 -15ページ目

愛知県犬山市の歯科~石井歯科室

      安心の地~歯科医があなたに伝えたいこと~

歯の掃除についてもう一つのチェック項目として、患者様にはなじみにくいけど、大事なものにペリクルという物質があります。


これは、歯の表面(エナメル質)を覆う
厚さ0.1 - 1.0μmの薄い被膜です


最初に、唾液中の糖タンパクがエナメル質に付着しペリクルを作ります。ペリクルは酸性の飲食物から歯を保護してくれます。
すると、そこに口腔内細菌が付着していきます


現在は、これが歯垢のはじまりと考えられていて、さらにこの細菌がペリクルを栄養源とし、バイオフィルムという膜を形成していきます

ここから、じわじわと虫歯を作り出していくので、患者様が日々のブラッッシングで、どこまでを掃除できているかというと、ペリクル形成後の歯垢の出来始めから、バイオフィルムが形成されないように毎日ここまでにとどめておくのがブラッシングの役目です


また、どんなにブラッシングをしても、歯垢はとれてもペリクルはとれません。


歯に茶色の汚れが付着し、「先生、歯に表面が汚れていて歯ブラシで磨いてもとれないんですけど」ということがありますが、これはペリクルと汚れがしっかりついてしまっている状態です


これを、検診時に歯科の専用器具で清掃します。この時ペリクルは剥がれますが、また新しく形成され始めます



着色は一つの理由ですが、このペリクルと細菌の結合の積み重ねを防止する意味で、歯石取りとはまた別に定期的な歯の掃除の必要性があるでしょう






元々、歯質がもろいとか歯並びが悪い等、特にご自身で自覚されている方は素晴らしい自己管理をされている方もいらっしゃいますが、このような方は、更に完璧を目指して頻繁に検診にいらっしゃいます



これらのいろいろな情報から、子供でも大人でも、その方の生活環境とかかりつけの歯医者さんの見解を加味して先生に決めていただくのがよいでしょう


甘いものをよく口にし、何ヶ月も通って虫歯を治していたことがある子供さんは、月に1度診て貰ってもいいでしょうし、様子をみて間隔を延ばしていってもいいでしょう



また、安心のためにということで、 ご家族の生活パターンに余裕があれば、ずっと月に1度みてもらうのもいいでしょう



歯石取りの目安は、いちがいには言えませんが、おおよそ下の前歯の裏側(舌側)にたまっていたら、歯医者さんでとってもらいに行くといいでしょう



10日くらいでたくさんつけていらっしゃる方もみえますし、1年たって薄っすらつけていらっしゃる方もみえますが、この差は食生活や掃除のしやすいお口の中の形状、または歯石のつきにくい形状がポイントです



こうしていろいろな患者様を診させて頂いてみますと、一月くらいで歯石がたくさんつく方もみえますし、1年経ってもほとんどつかない方もみえますので、その方のペースで来院し、お口のケアをされるとよいでしょう


患者様からの質問で、どれくらいのペースで歯医者に来たらいいですか?とよく聞かれます。


一般的には三ヶ月に1度は受けましょうといわれます。大きなトラブルが少なく、かつ歯と歯ぐきの間のそうじにもいいペースです


ただ、1度はかかりつけの歯医者さんに、どれくらいのペースで検診を受ければいいのか口の中をよく診て貰い、決められるといいでしょう


虫歯は、子供でしたら、数週間、数ヶ月で驚くほど虫歯を作って来院されることがあります。



これは、例えば、お父さんお母さんが共働きになってチェックが甘くなってしまったり、祖父母にあずけてチェックを任せてしまったりと急激な生活の変化によるものが大きいです



このような観点から大人の場合は、一度、お口の中全体の虫歯治療をした後のチェックとしては、生活パターンが確立しているため虫歯が急激に増えることは、比較的少ないです。 



歯ぐきは、子供の場合は磨き残しによる歯肉炎で真っ赤になっているのをよくみますが、ご父兄様にブラッシングの指導とチェックをしていただくようにすると、1週間後には綺麗に炎症がおさまっています


大人の場合は、歯周炎という病気がからんできます。歯石のたまり具合や歯肉の炎症等は


もともと歯ブラシの使い方が不十分だったのをはじめとして、仕事や家事が忙しかったことや、生活環境がかわった、職場が変わって精神的に疲れていたなどで、さまざまな症状や程度をあらわします