(※前回の記事を改編・分割し、その後半部分だった『後日譚』の再アップとなります。ご了承ください。)

 

 

■めぐ誕直後の後日譚

 

生誕祭の翌日から4日間にわたり、ぽんちゃことNegicco Meguさんは「今日は○時から出勤しまーす!」というメッセージを投げてくれ、恵比寿KATAのカリスマ店員としてお客さんそれぞれに似合いそうなTシャツを見立ててくれているという情報を得ていた。さすがぽんちゃ。生誕祭当日は人が多くてお見送りしかできなかった分を、カリスマ店員として身近に接することにより補完してくれてるんだな、相変わらず神だなと思っていた。

 

行きたい。自分、一応れっきとした勤め人であり、会社では毎日朝から晩まできちんとこのブログを書いたり、その他雑務をこなしたりしているのだけれども、早退したり中抜けしたりても不思議と誰も何にも困らないので、この4日間もMegu様のもとへ行こうと思えばいつだって行けた。でも行かなかった。

 

怖かったのだ。このブログでは思いのたけを散々書きちらしているのだが、ネギッコメンバーはもちろんアイドル全般および女子を前にすると、「あああ……、ううう……」と言葉に詰まる酉年生まれの、つまり私はチキンなのだ。Tシャツ屋さんに行っても、隅っこのほうからぽんちゃをチラ見するだけで、Tシャツだけ買って帰り、「結局ぽんちゃと話せなかったー💦 だめだ、だめだ、俺は本当に全然ダメだー⤵︎」と自己嫌悪することは目に見えていた。

 

 

こちらは後日の新潟でのカリスマ店員Megu様

 

なので結局、恵比寿KATAへは足を運ぶことはできず、どうしても欲しいTシャツ1枚は通販受付開始とともにネットで注文した。

 

 

■めぐ誕から2か月後の後日譚

 

即時性に著しくかけている本ブログ、ネギッコレポートとしてはもはや機能していないが、ドルヲタ雑記としては今回の本題について時間が経ったことによりその余談が増えてしまった。

 

めぐ誕から2か月が経った8月初旬、注文していたTシャツがついに自宅に届いた。生誕祭の当日の会場では、このTシャツ、フロント面にしか目がいかず全く気づかなかったのだが、バックプリントに、モノクロのぽんちゃの横顔と、音楽の様々なジャンル名およびカレーの様々なスパイス名が英語で書き連ねられてあることを知り、「英語だ。これは最高にかっこいい!」と思い、注文したのだ。

 

 

 

Tシャツが届いた土曜日、さっそくこれを着て外出した。いかしたTシャツを着て、駅への道を闊歩している自分が誇らしかった。

 

地元の駅ビルに着き、7階にあるサイゼリアを目指すべく地階からエレベータに乗った。1階でエレベータが止まり、数名の人が乗り込んできた。そのなかに見覚えのある文字列と色合いが目に飛び込んできた。

 

こんな地元にまで、ぽんちゃ主催Curry Rice Recordsは浸透しているのか!と腰が抜けそうになった。女性のかただった。話したことはもちろんない。気まずい。私は、自分のTシャツの左胸のプリントを腕で隠し、しばしドギマギしながらも、女性が先にエレベータから降りるのを確認して、7階でエレベータを降りた。

 

そしてその翌日の日曜日、ちょっとした用事があり、千葉県柏市にある「ららぽーと柏の葉」というショッピングセンターに出かけた。この日も、とにかくこのTシャツを着て出かけたかったので、連日ではあるが同じTシャツを着て外出した。

 

現地に着くと、ネギッコのイベントがあるわけでもないのに、どういう訳だかCurry Rice Records Tシャツを着ている人を、確認できる範囲で3人(下記Tたち)も見かけた。千葉県柏市におけるCurry Rice Recordsの浸透度、というか昨日からトータルで4人見かけているので、日本におけるその浸透度、すごい、すごすぎると思った。

 

 

その晩のことだった。スマホにメッセージが届いた。特殊ドルヲタ北村さんからだった。

 

「ぽんちゃのインスタがすごいことになっています!ストーリーを見てください!」という言葉とともに、あるスクリーンショットが送られてきた(↑写真右下)。

 

そのスクショを見て「こ、これは!!!」とビビり、即行でインスタグラムのぽんちゃアカウントにあがっていた「ストーリー」という機能の、1分ほどの動画を見てみた。そこにはMegu Tシャツを着たファンの人たちの写真が次々と流れていた。北村さんがスクショでご指摘のかた(勝手にすみません)はその後半のほうで現れた。

 

「この人、柏の葉で確実に見ました!話したことはありませんが、めちゃ強者さんですね!」

 

「なぜぽんちゃはこんなに発見できるのですか?」

 

「インスタにおけるぽんちゃのパトロール力と『いいね』くれる率はかなり高いんです。今回は皆さん 『#Megu30T』を検索文字列としてつけてますしね」

 

「なるほど。これはぽんちゃからの認知を高めるチャンスですね。みのるさんも今日の写真、インスタにあげるべきです!あげましょう!あげるのです!!!」

 

「無理です。怖くてできません。僕のインスタは、10人のリアル友達としかつながってないし、アイドルに関してはネギッコと星野みちるさん一筋というテイでやってます。ぽんちゃは『いいね』くれるかもしれないけど、浮気はばれたくありません!」

 

「チキンですね」

 

「なんとでも呼んでください」

 

「正直に答えてください。桜エビ~ずメンバーとのチェキに、ぽんちゃが注目してくれたことについてどう思いましたか。ずばり悔しかったでしょう!」

 

「……じゃあ正直に答えましょう。悔しいです!」

 

 

本ブログ2回目の登場

桜エビ~ず川瀬あやめちゃんと私