聞こえないディフェンス | 未来日記2

聞こえないディフェンス

銀座でほんのちょっとだけ(7分くらい)路駐して戻ったら、
緑のおじさん達が僕の車を取り囲んでいた。

「今どかしますから~!」

と慌てながら駆け寄ると、
その倍のスピードで早歩きをしつつ

「も、もう貼っちゃってますから。。」

とささやきながら立ち去ってしまった。

「おじさーん!ちょっと待ってー!」

と叫ぶが、早歩きのスピードをさらに上げ、
聞こえているのに完全にシカトされた。


この聞こえているのに聞こえていないふり。
S学園ラグビー部出身者の間では
「聞こえないディフェンス」と言い、
聞いてしまうと先輩の理不尽な命令を断れないので
そもそも聞こえていないかのように見せるための
かなり高度なテクニックとされている。

ただ残念なことに、大抵の場合は通じない。


ちなみに我が家ではS2が見事に使いこなしているが、
僕が社会で出会った達人は、同じく路駐取り締まりの婦人警官と
今回の緑のおじさん達だけである。


この厚顔無恥な聞こえないっぷり、どこか見習いたいものだ。