ホバークラフト | 未来日記2

ホバークラフト

ふと気になったので書きます。

ホバークラフトって知ってますか?
これです。これ


サラリーマン時代、大分出張が多かったため、よく乗ってました。
だってバスより早いんだもん。

でもね、酔うんですよね。。
ホバー酔い。。

飛行機で酔って、
ホバーで酔って、
それからタクシーで酔って、
OABに着く時にはもうボロボロ。

当然滑舌悪し。
トークも切れず。
そんな時に限って放送事故があったりして。

エライ人に超怒られて、何度凹んだことか。。


おっと話が脱線しましたね。
ホバーでした。

このホバー、海が結構荒れていても出るんですよ。

とある日のこと。
素人目に見ても、かなりの時化具合。
さすがに厳しいだろーと思いきや、出航するらしい。
いつも時間ギリギリな僕は、迷わずホバーに飛び乗った。

案の定、揺れる。
揺れまくる。

船の先っちょは、揺れるたびに完全に海に刺さってる。
船内はたくさんの悲鳴が響き渡っている。

やっぱりな、、。
無理しちゃダメだよな。。

ああ、もう転覆か。。
人生短かったなあ。。

思わずケータイを取り出し、自宅に電話をかける。
留守番電話に遺書替わりのメッセージを残す。

ただ死ぬのもシャクなので、転覆した時にどう逃げるかを考えてみた。
その時のカバンはゼロハリバートンのアタッシェ。
まずこれは捨てよう。
大事な書類が入ってるけど、さすがに重すぎる。
そして上着を脱いで、そうだ、ズボンも脱いどこう。
ここから岸までなら、なんとか泳げるはずだ。
岸なんて見えないけど。

横の子供はどうしようか。
やっぱり助けないとな。
でもお母さんまではキツイな。。

こんな鬼気迫る場でも一人色々な妄想を膨らませていたら、
緊急のアナウンスが入る。

このまま航海するのは厳しいため、今から岸に逃げる、ということだった。
旅客一同歓声を上げ、その判断を好意的に受け止めた。
つーかもっと早く決めてくれ。

スパッと方向を変えたホバーは、岸に向かって一直線。
しばらくすると、砂浜が見えてきた。

そこからがホバーの本領発揮。
船なら接岸しないといけないところ、
ズババババーっとそのまま砂浜に上がっていけるのだ。
これにはちょっと感動。

結局砂浜で降ろされて、
革靴とスーツがビショビショの砂砂になりながら道路まで歩く。
そこにはたくさんのタクシーが集まっていた。
ホバーの会社が連絡していたんだろう、そのタクシーに乗せてもらい、
なんとか訪問先までたどり着いた。


いやー、危なかった。

それ以来ホバークラフトと大分がキライになったのは言うまでもない。