【第4次計画を答申した丸山会長(右)】

 

【うえだカラフルプラン】

 

 

 

 

 上田市男女共同参画推進委員会(丸山理英子会長)はこのほど「第4次上田市男女共同参画計画の策定」について市に答申を行った。

 同計画は「うえだカラフルプラン」の愛称をつけ、市民が手に取って読みやすいよう、わかりやすい内容やスリム化を図った。

 

 平成19年度に第1次計画を策定以来、5年ごとに新たな計画を行っている。

現在は、第3次計画で今年度最終年度を迎える。

現在の社会情勢や世界的な潮流、市民の意識や価値観の変化など踏まえ、令和4年度から8年度までの第4次計画を策定している。
 

 昨年2月から7回にわたる審議会で意見や提言を重ねた。

 

 答申を受け、土屋陽一上田市長は「新型コロナウイルス感染拡大のなか、女性の貧困や1人親世帯の困窮、暴力の増加など影響が懸念されている。社会的弱い立場の人が安心安全な生活の土台を築ける社会の実現へ策定に取り組んでいく」。
 

 丸山会長は「この計画書はあくまでもまだ計画。計画が着実に進んだ先には、風通しの良い男女共同参画の社会があると確信しているので、しっかりと魂を吹き込んでいただきたい」と話した。
 

◆答申の重点項目は

 ▽誰もがもっている個性(それぞれのカラー)を生かし、みんなが生きやすい社会を目指す  

 ▽市民の男女共同参画への理解が深まるよう、学習会や講座の実施など啓発事業を推進    

 ▽推進には、性に関する正しい理解と固定的性別役割分担意識の解消が重要。性教育は子どもの頃から発達段階に応じて行い、意識啓発は繰り返し行う

 ▽あらゆる暴力の根絶へ啓発が重要。何が暴力にあたるか具体的な内容や相談窓口など

 ▽上田市が率先して職員研修による意識向上や市職員および市の審議会等の委員への女性の登用率の向上を図るなどー。

 

 

【内閣府特命担当大臣表彰の

受賞報告を行った生徒ら】

 

 

 上田千曲高校ボランティア班は、このほど内閣府から「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー 内閣府特命担当大臣表彰」を受賞した。

 長年のカンボジアでの井戸設置活動や福祉活動、平和学習活動が高く評価された。

 上田市の土屋陽一市長への受賞報告を11日に市役所で行った。

 

 カンボジアのボランティアは、水の衛生問題に取り組むもの。

 平成9年に生徒会による活動として始まり、現地で井戸掘りの活動をしていた東大寺の僧侶に指導してもらい、1基の井戸を設置した。

 平成13年からボランティア班に活動が引き継がれ、平成31年までに合計24基の井戸を設置している。

生徒は井戸掘りの資金のため、文化祭やイベントで資金の呼びかけを行い、ミサンガなどの物品販売を行っている。

 井戸1基の費用は10万円。

 現地には、同窓会副会長・定時制振興会長の宮下幸良さんや教職員が訪れ、集めた資金で井戸を掘ってもらっている。
 

 福祉活動では、福祉施設での交流イベントの手伝いなどさまざまな活動を行っている。

別所線の復旧支援の寄付も行った。

 平和学習は、高校の敷地が第二次大戦時に軍の上田飛行場だったことから、小学生を案内するなどの活動を平成30年から行っている。
 

 今回の表彰は、子どもや若者が地域や社会の輝く未来に向けて行った社会貢献活動において、顕著な功績があった個人や団体を表彰するもの。
 

 上田市への報告には、ボランティア班の班長、土田柚羽さん(生活福祉科2年)と、副班長の佐々木心優さん(生活福祉科2年)、羽毛田哲郎校長、ボランティア班顧問の知久朱美教諭、同窓会副会長の宮下さんが訪れた。
 

 土田さんと佐々木さんは活動紹介で「毎年1本ずつ井戸を贈っている。カンボジアの農村で、溜めた雨水を飲み水として利用している地域が多く、衛生的ではない環境の子ども8人に1人が5歳の誕生日を迎える前に亡くなっている。きれいで安全な水を飲んでほしいと考え、井戸を贈る活動を続けている。今回受賞したことについて、多くの皆さんに感謝したい。先輩や活動に協力していただいた皆さんのおかげ」と語った。


 知久教諭は「新型コロナで現地への渡航が困難になっているが、今後も井戸寄贈活動の募金や啓発活動を続けたい。支えてくれている同窓会、地域の皆さんに感謝したい」と語った。

 

 

【「次世代がつくる里山の魅力絵図」を

紹介する古田教授】

 

 

【「舌喰池で観察される鳥類」の看板製作に

携わった学生】

 

 

 

 

 上田市と連携し「信州上田学事業」を推進する長野大学の環境ツーリズム学部はこのほど、地元住民や団体などと連携して、活動した成果を報告した。

 

 このうち、古田睦美教授と学生29人による「信州上田アグロフォレストリー(森林農業)・プロジェクト」は、古絵図と魅力スポットを紹介したA6判、8つ折りのマップ「次世代がつくる里山の魅力絵図」を製作。

 (一社)信州上田里山文化推進協会が協力した。
 

 生徒らは、昨年の6月から11月、上田市別所温泉の野倉と上手地区の歴史を探求。

神社やスポットを巡り、日本遺産の認定に関係するレイラインを地形アプリで科学的視点で測定した。

また、竹林整備、竹炭づくり、マコモ田の整備に里山の暮らしを体験した。
 

 マップ製作にあたっては、同地区の温泉センターに残されていた古い時代の観光地図の趣きを反映するとともに、500年続く雨乞い祭りで夫神岳に祀られる「龗(おかみ)」の文字や九頭竜大権現をモチーフに取り入れた。
 

 古田教授はマップについて「自然と共生してきた里山の暮らしの魅力を、若い学生の感性で感じ、移住希望者や次世代を受け継ぐ若者への訴求力になれば」と期待する。
 

 また、高橋一秋教授と学生5人の「舌喰池(したくいけ)水鳥観察会」プロジェクトは「舌喰池で観察される鳥類」と題した、横約2m、高さ約1mの可動式看板を製作した。

 同市手塚の舌喰池を利用する「カルガモ」「アオサギ」など水鳥や「ハス」「ヒシ」等の植生を6年間かけて観察。

 「繁殖期」「池干し期」「越冬期」に分類し、自分達で撮影した写真に解説を加えるなどしたもので、塩田平のため池を愛する会と手塚自治会が活動に協力した。
 「鳥が大好き」と語り、3年間活動した4年の大和田樹里さん(22)は「ため池に行ったことのない人に知ってもらい、ため池の魅力に気づいてもらえたら」と話した。

 

 看板は、公民館や学校などに貸し出している。

 近く、手塚地域の住民を対象に行われる野鳥観察会でお披露目されるという。

 

 

【東御市役所に設けた募金箱】

 

 

 ロシアによる軍事侵攻を受けて、人道危機に直面しているウクライナの人たちを支援しようと、東御市の社会福祉協議会と国際友好協会は14日、市役所など2カ所に募金箱を設置した。

 5月31日まで市民からの募金を受け付ける。
 

 14日は市の職員が、市役所本館の玄関を入ってすぐの場所にコーナーを設け、募金箱やパネルを設置した。
 

 今回の募金は、市社会福祉協議会によるウクライナへの人道的支援を対象にするものと、市国際友好協会によるウクライナからの避難民の救護活動にあたるモルドバ共和国を支援するものの2種類。

 

 市国際友好協会は、市とモルドバが、2020東京五輪、パラリンピックのホストタウン事業で親交を深めてきた経緯から支援を決めた。募金先は、募金する人が決められる。
 

 集まった募金のうち、ウクライナへは日本赤十字社を経由して現地の救済活動に充てられるほか、モルドバへは在日大使館を経由して、現地の活動費に充てられる。
 

 募金箱は、同市鞍掛の東御市社会福祉センター玄関にも設置。

 受付時間は午前8時30分から午後5時15分。

 

【作品を発表したKアートクラブの会員ら】

 

【会員の力作が並ぶ】

 

 水彩やパステル、色えんぴつなどの絵画制作に取り組む「Kアートクラブ」は27日まで、上田市上丸子の丸子文化会館ロビーで「作品展」を開いている。
 

 同クラブは、丸子公民館の大人の絵画教室OBらが3年前に結成。

同公民館で毎月2回例会を開き、同市下丸子の小林幸雄さんに指導を受けている。
 

 今展には会員14人が風景や静物、人物など30点余を展示。長和町和田の羽田紀与子さんは葉付きのサトイモを描いた「掘りたての芋」などを発表し「絵は70歳を過ぎてからの新たな挑戦。なかなか思うようにはいかないが、皆さんとの交流を楽しみながら描いています」。
 講師の小林さんは「それぞれの描きたいという気持ちを大切に、必要なことだけをアドバイスしている。描くことは活力になり、生活を豊かにしてくれる」と話す。


 入場無料。

 展示時間は、午前9時から午後5時(最終日午後3時)。

 22日、23日は休館。

 

 

【ヒットメドレー「LOVE」を合唱する学生ら】

 

 上田市中央の長野医療衛生専門学校(二宮晏校長)はこのほど、第39回定期演奏会「音楽療法士のタマゴが贈るHappy concert」を同市天神のサントミューゼ小ホールで開いた。

 音楽療法士学科の1年から3年26人が合唱やソロ演奏、合奏を披露した。
 

 「新型コロナウイルス感染拡大」に伴うまん延防止対策として無観客で行い、参加型の音楽療法体験は中止した。

予約のあった観客には後日オンライン配信も行う予定。
 

 音楽療法を学んでいる学生ならではの演奏会で、学生がアイデアを出し合いながら練習や準備に励み、子どもや高齢者施設などの実習地での経験を生かした選曲など、老若男女が楽しめる曲目やさまざまな楽器が飛び出す演奏会となった。
 

 合唱では「静かできれいな雰囲気の曲から明るく盛り上がる曲まで、懐かしさを感じる人や初めて聞く人もいると思いますが、皆さんに楽しんでもらえるよう歌います」と話し、1960年代から70年代に大ヒットを記録した愛や恋に関する歌を詰め込んだメドレー「LOVE」を披露。

 東京ブギウギや瀬戸の花嫁、愛燦燦などを歌い上げた。


 ソロ演奏では、オーディションで絞り込んだ11組が舞台に立ち、サックスやクラリネット、ピアノ、ギターなどの独奏や独唱を披露した。
 

 合奏では、アニソンメドレーとして、ドラえもんやポケモン、名探偵コナン、キン肉マンなどをさまざまな楽器で演奏した。

 

 

【復旧した別所線千曲川橋梁】

 

 

 上田電鉄㈱、上田女子短期大学、アリオ上田はきょう18日から20日まで、合同企画「別所線千曲川橋梁復旧1周年記念イベント」を上田市天神3のアリオ上田1階で開催する。

 

 内容は上田電鉄によるパネル展示や赤い鉄橋写真展、上田女子短期大学による沿線案内、アリオ上田による地元物産展など。


★物産展参加店舗は▽ひだの▽豊上製菓▽若林醸造▽沓掛酒造▽信州ハム▽鯉西▽松籟亭▽しなの鉄道▽ずくだせ農場▽天神ブルワリー▽あさつゆ▽フローリスト桜屋▽山口大根ひろめ隊
 

 物産展の開催時間は午前10時~午後6時(20日5時)。

 (電話)0268・26・7711(アリオ上田)
 

◇  ◇
 

 上田電鉄㈱は26、27の両日、「別所線全線開通1周年記念イベント」を開催する。
 

 ◆内容は

 ▽26日、別所線こども運賃無料(小学生以下)

   27日、こども運賃無料、大人無料(当日限定フリー切符QR取得者)

 ▽全線復旧までの道のりパネル展(26日・27日午前9時~午後4時、別所温泉駅待合)など。

 (電話)0268・39・7117(上田電鉄運輸部)

 

 

【山本鼎の「晩秋の烏帽子岳」(左)

などが並ぶ】

 

 

 絵画や陶芸などを展示販売する「美術品ご奉仕会」が21日まで、上田東急REIホテル1階のながの東急百貨店上田サテライトショップで開かれている。


 小山敬三や倉田白羊ら地元ゆかりの作家を中心に展示。

上田で児童自由画や農民美術の運動を提唱した山本鼎の油彩画「晩秋の烏帽子岳」=20号=は「珍品」だという。
 

 丸山晩霞の水彩画「浅間山」や菱田春草の木版画「湖辺の白鷺」、棟方志功の倭絵「黄衣菩薩」、13代今泉今右衛門の「色鍋島吹墨草花文額皿」なども並ぶ。


 入場無料。

 展示時間は午前10時から午後6時半(最終日午後3時)