【感謝の言葉を手話で話す神代委員長】

 

 

【神代委員長(右)へ目録を手渡す

矢島会長】

 

 

 上田ロータリークラブ(矢島康夫会長 会員58人)はこのほど、上田市手話奉仕員養成講座運営委員会(神代拓也委員長)へ講座運営に役立ててほしいと、36万円余のパソコン一式を贈った。

 ロータリー財団地区補助金事業の一環。


 矢島会長は、全世界のロータリー会員が様々な活動を通じ進める「ポリオ根絶運動の記念日」の10月24日世界ポリオデーや、社会奉仕活動の実現の中、誰もが社会の一員であるノーマライゼーションの実現を目指す中で、今回の贈呈式となった経過を説明した。


 同運営委員会神代委員長は、手話で手話奉仕員養成講座は平成13年に開講し20年以上になること。

パソコンは今のデジタル環境で有効活用できると深い感謝を伝えた。

 

 また、ロータリークラブや愛することを意味する手話と、両手を上げて手のひらを回す動作が手話の拍手であることを話した。
 

 同事務局の有賀久仁子さんは、手話奉仕員養成講座運営委員会は、上田市からの委託で行い、令和3年度まで206人が修了し、今年度は37人が受講中であること。

指導者は、厚生労働省の手話奉仕員養成カリキュラムや指導要領に基づく講座修了者で、ろう者指導者6人、聴者指導者7人、事務局1人で委員会を構成することなどを話した。

 

 また、講座へのロータリー会員の参加も待っていると付け加えた。