【趣味の作品を展示した
OB会のメンバーら】
坂城町南条、日精樹脂工業㈱のOB会(池内昭夫会長、約160人)はあす30日まで、上田市天神3の市立美術館アトリエで初の会員作品展を開いている。
木彫りや写真など多彩な作品が並ぶ。
同会は、ゴルフやマレットゴルフ、親睦旅行などで活動してきたが「コロナ禍」の一昨年以降は全て中止に。
感染対策をしながら交流できることをと企画し、会員から趣味で取り組む作品を募った。
同市中央西の坂口恵二さん(70)は、自身の紙版画作品をスキャンしてパソコンに取り込み、CGで制作した信州版画展入賞作品「降臨」などを展示。
同市五加の甲田紀泰さん(77)は、65歳で退職した後に始めた木彫りと仏像を出品し「木彫りはいかに立体的にみせるかがポイント。自分の表現ができるのが面白い」。
坂城町南条の小松孝一さん(74)は、30年以上前から集めている中野の土人形50点ほどをにぎやかに並べた。
大型の「内裏雛」や「ふぐ乗り大黒」などもある。
母親を亡くした直後に土人形に出合い「素朴さに惹かれた」という。
入場無料。
展示時間は、午前10時から午後4時まで。
最終日は午後3時まで。