【ポリオ撲滅の啓発と募金活動】

 

 10月24日の「世界ポリオデー」を前に、国際ロータリー第2600地区(長野県)東信第二グループ(6ロータリークラブ)は、22日と23日”ポリオ(小児まひ)撲滅”に向けた啓発や募金活動を、上田市のアリオ上田で行った。


 6ロータリークラブ(RC)は、上田RC、上田東RC、東御RC、上田西RC、丸子RC、上田六文銭RCで、それぞれが時間毎に担当して活動。

 啓発のためのチラシをマスクと一緒に配布。

小さな子どものため、風船も準備しながら、買い物客らに呼びかけを行った。
 

 22日の昼を担当した上田西RCの宮本文明会長代理は「国内ではワクチン接種でポリオ・小児まひを実感できる若い方がほとんどいないと思うが、以前は身近に小児まひの子がいた。しかし、最近になってニューヨークやロンドンで、下水からウイルスが確認されており、なかなか根絶が難しい。日本の皆さんにも意識を持ってもらい、撲滅への活動に理解してもらいたい」と話していた。
 

 RCではポリオの根絶に向けて継続的に活動。

これまでに世界122カ国の30億人近い子どもをポリオから守ってきたとしている。

活動を続けないと、10年間のうちに毎年20万人の子どもが身体まひになる可能性があると推測。

 ユニセフでは根絶まで目前としているが、全ての子どもに予防接種ができるよう呼びかけている。