【河川敷でごみを拾う同好会メンバー】

 

 

 上田千曲高校のSDGs同好会はこのほど「千曲川清掃活動」を、上田市諏訪形の河川敷周辺で行った。


 水問題に係るSDGs目標6を踏まえ、持続可能で安全な水資源を守る活動の一環として計画。

実施は昨年4月と10月に続き3回目。
 

 同好会の生徒30人が2時間ほどごみ拾いを行い、ごみ袋約20袋を回収した。

花火のごみや、近隣で捨てられたとみられる家庭ごみが最も多く、上流から流れてきたとみられるごみもあったという。
 

 同好会は昨年春、授業で学んだSDGsに興味をもった生徒が集まり発足。

現在は、1年生から3年生30人が所属し、SDGsを研究し、実践する活動を行っている。

 

 千曲川清掃のほかには、水回りを清潔にするためのトイレ清掃、発展途上国などのワクチン接種につなげるペットボトルキャップ収集に取り組んでいる。
 

 同校3年の林奏同好会長は「社会を次の世代に引き継いでいく必要がある。私たち高校生でもできることがあると考え、ごみ拾いなど具体的な行動を行っている」と話した。