【神輿の担ぎ初めで地区を練る子ども会メンバー】

 

【花岡社長(左)に感謝の言葉を贈る子ども会代表 】

 

 

 

 

 

 「わっしょい、わっしょい」―。

 真新しい神輿を担いだ子どもたちの元気な掛け声が地域に響き渡った。

 

 上田市緑が丘西自治会西遊會はこのほど、㈱一休さんのはなおか「第20回地域文化活性化事業 あなたのまちへお神輿贈呈」で最優秀賞地区を受賞。

 同社関係者が16日、同自治会を訪れ神輿の引き渡し式を行った。

 

 県内6地区の応募の中から選ばれ、贈られた神輿は高さ110㎝、重さ約60㎏の子ども用江戸神輿。

この日、自治会役員や児童らが同地区の白山神社に集まり、多くの地域住民が見守る中、子ども神輿贈呈や神事、お神輿担ぎ初めなど行った。
 

 同社の花岡宏樹社長(52)は「これまで4回応募いただき、地域を良くしたい、子どもたちのためにといった思いや情熱、地域の一体感が伝わった。この地域の発展に神輿がお役に立てればうれしい」と話した。
 

 緑が丘西子ども会を代表して、同市西小学校6年の甘利陽真さん、冨田早姫さん、𠮷永鈴さんが「豪華な子ども神輿を贈っていただきうれしい。来年の祇園祭には新しい神輿を担いでお祭りを盛り上げたい。大切にしていきたい」と感謝の手紙を花岡社長に手渡した。
 

 同自治会の山本謙二自治会長(70)は「4年越しのチャレンジで受賞できてうれしい。子ども神輿は老朽化でぼろぼろになっていた。新たな神輿で子どもたちに楽しい思い出をいっぱい作ってほしい」と話していた。