【V2連覇、V1昇格への

意気込みを語った関係者ら】

 

 バレーボールのVリーグ「DIVISION2 WOMEN(V2女子)」に参戦するルートインホテルズ女子バレーボール部「ブリリアントアリーズ」は29日、上田市自然運動公園総合体育館で今シーズンの開幕戦を迎える。

 試合を前に、このほど上田市役所を訪れ、土屋陽一市長にV2連覇とV1昇格を目指すなど意気込みを語った。

 

 先シーズンはV2で初優勝。

V1との入れ替え戦でV1の12位と対戦。

2日間の試合で1勝1敗、ポイント差で惜しくも昇格を逃した。

1勝はしたが、V1への壁の高さを感じ、チームを一層強化。

パワーアップでウエイトトレーニングの強化や、登録はこれからだが、初めて外国人選手を迎える予定。

 今年6月から新監督に元日本代表でオリンピアン、Vリーグ監督でも経験豊富な原秀治氏を迎えた。
 

 報告には関由美江顧問、浅野修部長、原監督、竹内寿郎コーチ、御代田町出身でキャプテンの村山美佳選手と、上田市出身の副キャプテンの平原果歩選手が訪れた。
 

 関顧問は「今シーズンの開幕で身が引き締まる思い。昨シーズンはリーグ参戦3年目、V1昇格にあと一歩のところで届かず、悔し涙を流した。V1で活躍の選手を獲得することができ、外国の選手も着任する予定。今年は正念場。地元あってのチーム。期待に応えるようチーム一丸となり、勢い、笑顔、楽しさを地元にふりまけるようなシーズンにしたい」とあいさつ。

 浅野部長もV2優勝、V1昇格の決意を語った。
 

 原監督は「開幕は上田市、地元で戦えることをうれしく、楽しみにしている。上田のチームとして勝利したい」。

 

 竹内コーチは、どのような相手にも対応して攻め方を変えられる万能型のチームづくり、サーブ強化、ウエイトトレーニングでプレーの幅が広がり、村山選手のバックアタックが期待できると語った。
 

 村山選手は「コロナ禍でもイベント緩和で、上田市民の皆さんから声をかけていただける機会が増え、私たちが感動、夢、元気をいただいている。その分開幕戦から上田市や長野県の皆さんに、感動、夢、元気を届けられるようなプレーをしたい。今年のスローガンは、オーバーザトップを掲げ、限界を突破して頑張りたい」。

 

 平原選手は「今シーズンも上田で開幕を迎えられ、気を引き締めて頑張りたい。メンバーが個性豊かで面白いバレーが展開できると思う」などそれぞれ抱負を語った。
 土屋市長は記念品を贈って激励した。

 

 

◆上田市が応援ダンスPR動画

【PR動画の一場面】

 

 上田市ではブリリアントアリーズと、ファン獲得を目的に、市民参加で応援ダンスのPR動画を製作。

 上田市の公式YouTubeチャンネルで配信している。
 

 今シーズンV2は11チームによるリーグ戦。

 初戦の29日と30日はホームゲーム、上田市自然運動公園総合体育館。

 29日はGSS東京と、30日はJAぎふと対戦。

 試合は午後3時の予定。

 開場午前11時、開幕12時からで、ルートインの試合は2試合目から。

 

 29日は「上田エンジェルス」が、応援ダンスを披露する予定。

 

 チケット購入は、バレーボールVリーグオフィシャルサイト、ブリリアントアリーズのサイトから購入できる。