【コーンやペットボトルで設定した
ジグザグのコースを走行】
【踏切の渡り方学ぶ児童】
【交差点】
上田市秋和の真田自動車学校(宮﨑稔校長)はこのほど、近くの市立塩尻小学校の全校児童186人を対象にした「交通安全教室」を開いた。
同教室は2000年から毎年、秋の全国交通安全運動の期間中に開いてきた。
しかし、昨年、一昨年は「コロナ禍」で中止。3年ぶりに開催した。
教習コースに大型トラックや乗用車、バイクなどを走らせて一般の道路に近い環境で実施。
1、2年生には横断歩道の渡り方など正しい道路の歩き方、3年生以上には自転車の安全な乗り方について指導した。
3、4年生は普段自宅で乗っている自転車で教習コースを回り、踏切の渡り方や路肩に車が停まっている場所の走行の仕方などを体験。
横断歩道では、自転車から降りて左右をよく確認し、歩いて渡ることなどを確認した。
3年の下原茉優(まひろ)さんは「遊びに行くときはよく自転車に乗っている。きょうはいろいろな形の道があることが分かったので気をつけたい」。
4年の村松晴真君は「いろいろなコースがあって難しかったけれど、自転車が大好きなので車に注意して安全運転ができるようにしたい」と話していた。
4年生の担任、滝澤洋子教諭は「普段の自転車の乗り方を振り返るいい機会になった。実際の道路に近い環境で具体的に教えていただきありがたい」と感謝した。