【準優勝報告会の参加者】

 

 

 上田市少年硬式野球連盟・上田南リーグのリトルは、このほど「SSK杯第17回東日本リトルリーグ野球選手権大会」に出場。準優勝となった。

 

 上田南リーグは、全国大会に何度も出場している。

ベスト8以上の壁を破るのが目標だったが、一気に準優勝という快挙を果たした。

 

 9月30日に上田市役所を訪れて、土屋陽一市長に結果を報告した。

 

 試合は、8月上旬の土日2日間に埼玉県の平成国際大学野球場などで、東北、信越、東関東、東京、神奈川、北関東から16チームが参加した。

 

 上田南は、1回戦が越谷・草加連合に2ー0。

2回戦が過去2度敗れている横浜リーグ瀬谷チームに3ー2。

準決勝が強豪の調布リーグに3ー0。

決勝で上尾市リーグに2ー12で敗れた。

 優勝は逃したが、初のメダル獲得に湧いている。
 

 結果報告には、上田南リーグの倉沢章会長、臼沢雄一副会長、比田井亮監督、選手で主将の小山田琉選手(青木中1)、投手の滝澤晴大選手(東部中1)、捕手の皆川琥太郎選手(丸子中1)、投手・外野手の箱山悠舞選手(上田六中1)、投手の滝澤晃太選手(上田六中1)が訪れた。
 

 倉沢会長は「創部して31年、これまで全国大会でメダルを獲得することがなかった。見事に勝つことができた」と話し、小山田主将から記念のボールを土屋市長に手渡した。
 

 臼沢副会長は「シニア、リトルで全国規模の大会に今回で32回出場している。ベスト8の壁を破れずにいた。大きな壁を破り、感動の2日間だった。投手も見事な内容で、全選手が集中してファインブレーもあった」。

 

 比田井監督は「まさか調布リーグに完璧な内容で勝つことができたのは信じられなかった。ロースコアでの接戦、選手はこれまで見たことがないようなプレーで、舞台が選手を育てると感じた」と語った。
 

 各選手は「心を一つにベスト8へを目標に戦い、このような準優勝になり、皆さんの支えがあってできた。準優勝の経験をシニアに上がっても生かし、これからも成長したい」などと話していた。