【協定書を持つ出席者】

 

 上小森林認証協議会(会長・羽田健一郎長和町長)はこのほど、上田市富士山の上小森林センターで、地元企業など4社との間で「森林(もり)の里親協定」の調印式を行った。

 協定を結んだ地元企業は、同協議会が昨年度から始めた「にぎやかな森プロジェクト」を支援している。


  ★今回、支援企業となり調印式に出席したのは

 ・上田市の日置電機㈱の久保田訓久取締役常務執行役員

 ・東御市の㈱ミマキエンジニアリングの清水浩司常務取締役

 ・東京都の山洋電気㈱の中山千裕取締役専務執行役員

 ・松本市の㈱長野銀行の西澤仁志代表取締役頭取

 

 協定期間は今年10月1日から令和7年9月30日までの3年間。
 

 にぎやかな森プロジェクトは、森林が持

つ保水力とCO2の吸収力、災害防止効果など地域の安全で快適な生活を支える大切な資源として、環境、経済、社会の三つの側面から「持続可能な森林経営」のための実践と、学びのモデルづくりを行うもの。

 

 森林の里親協定は、このうち、社会の側面から社会貢献に意欲ある企業が里親として森林への整備資金や労働力の提供、社員の福利厚生のために利活用を行う。

また、里子となる森林を有する上小地域4市町村、森林組合など関係団体と交流を行い、健全な森林づくりや活性化につなげる。
 

 協定調印後あいさつに立った羽田会長は「上小圏域内の森林9443ヘクタールは、持続可能な森林基準を満たすSGEC(エスジェック)認証を受け、生物多様性の保全や森林経営の継続化を進めている。地球温暖化が進む中、今回の調印を契機に森林の循環利用をさらに進めたい」と話した。
 

 協定の仲介者として立ち会った柳沢由里上田地域振興局長は「平成15年から県が進める森林の里親促進事業は、地球温暖化の中での持続可能な社会づくりを、環境活動に熱心な企業の支援を得ながら、企業と地域の交流を深め新しいかたちの森林づくりを進めている。今後も地域や企業との連携がさらに必要であり県としてもしっかりサポートしていきたい」と話した。