上田市は22日、現在行われている9月市議会定例会に「新型コロナ」のオミクロン株対応ワクチン接種や、現在行われている消費喚起応援事業のため、一般会計に4億7448万円余の追加補正予算案を提出すると発表した。
財源は全て国庫支出金。
市では、従来株との2価ワクチンである「オミクロン株対応ワクチン」の接種を、10月3日から開始する予定。
予算額は3億7448万円余で、5歳から11歳の小児への3回目接種の経費も含めている。
集団接種会場は、市役所東庁舎を中心に設置する方針。
個別接種会場は、市内で50会場程度の見込み。
接種体制確保のため、職員人件費に2958万円、事務費に1945万円余、コールセンターや会場設営など委託料に7166万円など。
消費喚起応援事業には1億円を追加。
市内3商工団体と「帰ってきた!『チケットQR』~最大20%割引キャンペーン~」を今月から展開中。
買い物などをする際にスマートフォンでアプリ「Ticket(チケット)QR」を使うと、最大で20%の割引が得られる。
スマートフォン1台(1ID)あたり1万円分の割引チケットが受けられる。
現在、約6万件のダウンロード(利用)があり、6万件の利用者が、配布された割引チケット全額を使用すると6億円が必要になるが、これまでの経過から、期間内に全部を使い切ることは少ないと見ている。
9月19日時点でチケット利用総額は8560万円余。
利用状況が前回と比べて2倍以上で好調なため、これまでの予算3億2000万円に追加し、4億2000万円にする。