【町役場を表敬訪問した3人。
左から、紗良さん、士瑠さん、勝野さん】
長和町の兄妹、中山士瑠さん(長門小6年)と紗良さん(同小3年)は「第8回全国空手道選手権大会」の”組手の部”に、出場する。
大会は25日、東京都の日本武道館で開催される。
主催は、全日本空手道松松涛館。
5月の北信越大会で、士瑠さんは組手で2位、紗良さんは形と組手で3位となり出場を決めた。
2人とも、別団体主催大会も含めて2回目の全国挑戦となる。
2人は町の空手教室出身で、身体能力や才能に恵まれていた。
2年前から、さらなるレベルアップを目指し、長野県内有数の実績を誇る長野市の道場に入門。
現在は、週3回の稽古に励んでいる。
士瑠さんは「夏に出た全国大会では1回戦で負けてしまったが、今回は3回勝ちたい。教えてもらったことを全て出し切れれば」。
紗良さんは「昨年もこの全国大会に出場したが1回戦負け。今回の目標は1回勝つこと」と話していた。
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長和町在住で佐久長聖高校3年の勝野朱来さんは、今年のインターハイ柔道70㎏級個人戦に出場した。
県大会で優勝し出場を決め、北信越では準優勝している。
全国では、1回戦目で延長戦にもつれこむ熱戦となったが、惜しくも敗れた。
保育園年長から柔道を始め、勉強と柔道両立させようと佐久長聖高に進学。
同高柔道部で腕を磨き、今年初めて、インターハイ出場を果たした。
大学進学後も柔道を続けるという。
「インターハイでは良い経験ができた、これからに生かしたい。大学では全国大会入賞を目標に頑張る」と話した。
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3人は21日、長和町役場を表敬訪問。
抱負発表や結果報告を行い、羽田健一郎町長や藤田仁史教育長、髙見澤高明副町長、龍野賢一公民館長らと懇談した。