【水科会長(右)と渡辺会長の

特産品の交換】

 

 

 

 

 

 東御市の旧北御牧村と、上越市の旧名立町は1999年(平成11年)に友好親善盟約を締結し、親交を続けている。

 双方の小中学校の給食で食べてもらおうと「特産品交換会」をこのほど、東御市芸術むら公園、友好提携の記念碑前で行った。


 これまで双方で地域イベントに参加した。

子どもが交流する「海・山の交流会」を行い、上越の海での交流や、東御の山での交流を行っている。

 

 北御牧側は「みまきっ子体験クラブ」が交流。

「新型コロナ」の影響で交流会ができず、文通やSNSで交流を続ける子どももいるという。

実際に会う交流ができない代わりに、双方の特産品を学校給食で味わおうと、令和2年から続けている。

 

 今年は、北御牧からはトウモロコシ、名立からはタコを贈呈。
 

 交換会には、東御市側は交流を続けている北御牧・名立友好協会の水科勝吉会長や市の関係者、上越市側は名立区友好協会の渡辺孝治会長ら市の関係者が訪れた。

 

 記念碑には「友好提携」「記念植樹 立村111年 平成11年11月11日 町木・さくら 村木・けやき」などと記されている。
 

 水科会長は「交換会ができたことは非常にうれしい。今年は(交換とは別に)海の日にトウモロコシを持って3年ぶりに行くことができ、顔なじみの皆さんに来てもらった。これからも長く交流が続いてほしい」。
 

 渡辺会長は「思い起こせば24年、平成11年に記念植樹を行ったことが思い出になっている。これからも長い交流が続けばありがたい。子どもたちが大きくなっても交流し、両市が発展してほしい」と話していた。
 

 名立では小中2校で1日にトウモロコシの給食。

 北御牧小、中学校では10月7日に「たこ飯」の給食になる予定。